交わり
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認知症という状態にあっても、社会との繋がりを応援している・いきたい「波の女」
社会との繋がりは物的な環境との繋がりだけを指すのではなく、「人との交わり」も含まれます。
その場面は、外出する度、様々な場面であちらこちらで見かけます。
店の中や、その道中で。
すれ違う地域の方々
通り過ぎる車の運転手
道中の家の方々
店の中の店員さん
店を利用する買い物客
認知症という状態の方が、社会の中で生きる事を応援すると、いろいろな場面でそう感じます。
障害を持っていない自分達よりも、多くの人と交わっているのではないでしょうか?
一生懸命生きる
生きる事にピュアになる
本能に従いまっすぐ生きる
認知症という状態にある方々は、苦しみながらも、とてもたくましく生きていく方々なのだと思います。
エネルギーをたくさん持たれているので、捉え方、関わり方を間違えると、その交わりは大変にもなります。
その逆に、正しく理解し、応援する側になると、学ぶ事が多くでてきます。
今後も「社会の中で生きる」を応援する先で、その生きざまを見せて頂きながら、自分がその方々のためにどう関わるか考え・感じ続けていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2016年07月13日 Category:スタッフ日誌