人として生きる
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本日、利用者さんの病院受診の付き添いをしました。
担当ドクターから質問がありました。
「今日は何年何月?」
「誕生日は?」
「この人は誰?」
「これは何?」
残念ながら答えられず。
正解はありません。
でも・・
でも大丈夫。
覚える
とどめる
引っ張り出す
そんな記憶の力が弱くなっても、
話ができるし、体も覚えている事だらけ。
「どこかわからん」
と言われながら、毎日的確に下駄箱の中の自分のスリッパに替え。
調理や掃除や洗い物もなんでもこなしてしまう。
気分の波があるので、いつもという訳ではありませんが。笑
記憶の障害を抱え、ストレスと混乱を抱えながらも、
しっかり「人」として生きていらっしゃります。
しっかりとクラブの利用者の一員です。
これからも、決していい時間ではないかもしれませんが、
「人」として生きるを応援させて下さいね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2017年01月05日 Category:スタッフ日誌