体は壊れる

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私事ですが、今日現在、写真の通り手押し車を押しての移動をしております。。

 

昨日の出勤時にくしゃみをしたところ、腰に電気が走りました。

ギックリ腰みたいなものでしょうか。

車通勤ですのでだましだまし出勤したのですが、いざ歩こうとすると痛みで歩けなかったのです。

フェンスにつかまり一休み、電柱につかまりながら二休み。

これほど目の前にある施設が、遠く感じた事はありませんでした。

 

自分のメンタルも体調も、コントロール・管理できての介護職だと思っていましたが、

まさかくしゃみ1発で、歩行・移動ができなくなるとは。とほほ・・・情けない。

くしゃみにまでは配慮できませんでした。

 

ちなみに腰痛が激しいと、これほどに生活がままならなくなるとは・・

自分の上半身の体重を支えきれないので、何かにつかまったりして、体重を分散しないと動けないのです。

常に前や後ろ、何かに体重を預ける格好になっています。

そしてスムーズに動けないので、昔のロボットみたいにカクカクの動きになっています。

 

立てない

つかまるものがないと移動できない

階段の昇降ができない

普通乗用車だと乗り降りしにくい

物が拾えない

靴下はけない

咳できない

笑えない

横になりにくい

向きを変えにくい

睡眠が集中してとれない

起きにくい

 

風呂入れない

トイレ行っても

ズボン下ろしにくい

パンツ下ろしにくい

おかげでチビりそうになる・・

大の方が出ようものなら、拭けない・・

後ろのタンクの流水レバーに手が届かない・・

 

体を「ねじる」とか「反る」とか、普段の暮らしの中では意識しなくても簡単にできていた事が、

腰を痛めると、体重をかけれない、重心を移動できない、体を曲げる事ができないので

ほとんどの生活行為ができなくなるのだと痛感しました!

いやぁ~、体幹とか重心とかの勉強になっています。

 

 

頭では分かっているつもりでしたが、いざ体験するとリアルにその大変さが分かったので、

その点は、今後の仕事に活かせるかなぁ~と思ってたりしています。

 

という訳で今の移動方法は、施設で使っていなかった、簡易式の押し車。

一人では歩けなくても、この自助具があれば、平面の移動はある程度スムーズにできます。

 

押し車、万歳!!

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皆さんも、気を付けて。

でも、仲間達が理解、協力してくれるおかげで、大助かりしています。

ありがとうございます☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

いよいよ新しい施設の内覧会が明日、あさってに開催されます☆

詳しくは、同HP「お知らせ」をご覧ください♪

 

2016年11月18日 Category:スタッフ日誌