「水」に関する備え
先週金曜日、区内の災害ボランティアセンター設置・運営訓練に参加してきました。
災害発生時に各地から駆けつけるボランティアがどこに行けばいいか、現場のニーズと人手とをコーディネートする役割の場所と仕組みを学んできました。
(中央後頭部は、備蓄担当を兼ねる小規模スタッフの町上です)
運営の動きについて学べた他に、災害発生時の水道がどこにどのように設置される等の知識を得る事ができました。
施設で備蓄しているとはいえ、足りなくなることもあり得ます。
(常設給水栓)
(仮設給水栓)
上記の「常設」「仮設」が近くにあればいいのですが、より身近にある給水設備として・・
「地下式給水栓」というのが名古屋市立の小学校内にあるとのこと。(他地域では要確認)
写真のような給水設備が地下に埋まっており、青い印のついたマンホールの中に蛇口とホースが収納されているというものです。
(マンホールの蓋を開ける工具は学校内の倉庫等に保管されています)
施設のみならず、自宅近隣でも「水」が必要な時に活用できると思いますし、知っておくといい情報だと思います。
もう一つ。
給水栓の側に「災害用」というマンホールがあります。
これは蓋の上に「仮設トイレ」が設置できるようになっているものです。
蓋の上にポータブルを固定・設置できるようになっています。
災害が発生し、水が止まると困るのが排泄物の処理。
穴を掘って捨てるもの仕方ないのかも知れませんが、バケツにためた排泄物を捨てに行くのもいいのかも知れません。
3.11が近づいているのもありますが、いざ「その時」が来ることを想定して、備えておく必要が施設にはあるのだと思います。
「備えましょう」「調べましょう」ね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
排泄といえば・・
自室で排泄処理される方の留意点の図が事務所に貼ってありました。
いや~見事なイラスト。
この絵心、仕事の何かに活用せねば(笑)