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「これよかったら使ってみて」
小規模多機能・クラブ滝子の利用者さんをお迎えに行った時に、そのご家族から手渡されました。
これは、その家族の身内の方に使ってということではなく、別の利用者さん用にということでした。
クラブ滝子では、月に1回家族が集まり、運営状況を報告・確認したり、次月の予定を確認したり、相談事をしたりと、ざっくばらんに「懇談」をする、その名も「家族懇談会」を開催しています。
その中で、食べこぼしがある利用者さんの報告をさせて頂いたのですが、「その方用に」と用意して下さったのです。
波の女では、利用者・入居者のご家族の立ち位置を、要介護のご本人を「応援する側」として、施設と一緒に運営にあたって頂けたらと、契約時にお願いしたり、時折お伝えしています。
家族同士で毎月顔を合わせますし、全体の話をしますので、「自分の親」だけの事ではなく、「クラブ滝子」のという全体の視点をも合わせてお持ち頂けているからこそのことだと感じました。
本当にありがたいことですし、力強くもあります。
今後も「家族と共に」運営にあたりたいですね。
そしてこの業界に情報発信する側にも共にあれるとありがたいのですが・・笑
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
その他にも色々なお願いや、独特の考え方を持っていますが、それはまた機会がある時にでも。
2016年01月19日 Category:スタッフ日誌