再び
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グループホームの一部の方々の恒例行事。
冬のイルミネーションといえは三重県「なばなの里」。
おととい行ってまりりました。
まず園内の食堂で早めの夕食。
それから光のトンネルをくぐってメイン会場へ。
今年もなかなか壮大なセットでした。
入居者さんも大喜び。
短期の記憶障害がある方が、「去年のご飯はまずくて半分残したけど、今年はおいしい」と言われました。
ふだんの日常生活の中の事はなかなか覚える事ができないのですが、やはり印象的な事はまだ記憶の箱に入れたり引き出せたりできる能力を有している事が分かりました。
その他、外出時のトイレの回数間隔が短くなっている方。
歩行能力のが低下している方。
集中力、時間が短くなっている方。
お年寄り同士の関係性(ペア)の変化。
非日常生活の行動の中で変化を感じとることができました。
外出時の職員は、入居者・利用者と同じ視点、視線で楽しむのでなく、入居者の言動に注視していなければなりません。
リスク回避は当然のこととして、様々な変化や能力を把握する大切な機会でもあります。
そんな事を見たり感じたりしながらも、入居者さんにおいては、生きる喜びを少しでも感じて頂けたのだと思います。
来年も皆で行きたいものですね。
そのために、日常的に有する能力を活用し続けなければなりませんね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2014年12月14日 Category:スタッフ日誌