助け合う気持ち

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グループホーム2階勤務の佐藤です。
本日は、11時からの出勤でした。
昼食の準備のため、買い物に出ている方達以外のホームに残っている方達で食卓を拭いたりお箸は食器を準備したり・・・そんな、いつもと変わらない時間を過ごしていました。
そんななか、ふとした瞬間になにやら話をされている二人の会話が耳に入りました。

 
ちゃんとお話を聞いていると、食卓の席替えをしたことで今まで仲間内で席が近かった方同士が、「今は席が離れて寂しいわ・・・泣けてくる。あんたは私のことを一番わかってくれている。」と、傍に寄ってこられ、話をされていました。Uさんの様子を察してOさんが自分のシルバーカーをゆっくり押してUさんの席に近ずいていったそうです。

とても素敵だな、と思いました。
グループホームは、共同生活介護なので他の形態の施設とは違い、食事の準備や後片付け、掃除、洗濯物干し・・・すべてを、ご自分の有する力に応じて自立した生活が出来るよう、職員もご入居者様も毎日奮闘しています。


 ですから、こんなほんわかした風景を見られて、とても幸せな気持ちにしていただきました。

Oさんはいつも言われます。
「私は仕事(家事)が嫌なんじゃない。ただ、共同生活だから助け合っていきたいだけ」と。
ご入居者様にとって生活の場であるホームが、少しでも居心地がいいな、と感じていただけるよう、努力していきたいと思っています。

Published by  グループホーム2F佐藤

2013年08月05日 Category:スタッフ日誌