原点
介護現場は時々リセットしないと、
現場の都合や職員の力量に応じて、
変化していってしまう事があります。
ですので、ミーティングやカンファレンス、勉強会・研修を通じて、
変化し続ける利用者・入居者の状態や、
職員側の体制や環境を見直したり、修正したりする事を継続的に行う事が必要になります。
今月の職員研修会は、外部より講師を招いて行う予定でしたが、
都合が悪くなり、研修内容の変更をしました。
今回のテーマは「認知症」と「虐待」
とくれば・・・
波の女の特権?で、
この筋のスペシャリストにお願いする事にしました。
講師:和田行男
「虐待は事故ではなく事件です」
「自分の言動が虐待になっている事に気づけていない場合もある」
「介護は自分ひとりの場面も多くなるので、自分を律する事が大切」
「皆で見て見ぬふりをする職場は危険」
「リーダーがダメ出しをする職場はダメ」
「それがふつうになり、よりひどい事が起きるという負の連鎖が起こりがち」
「職員同士が称えあう職場風土が大切」
「利用者さんの呼び名を全体で統一しておかないと、
それぞれの職員の感情が呼び方に出る事がある」
「場面によっては、職員側も感情的になってしまう事がある。
その場合、誰かと交代して、いったん離れリセットする必要がある」
等々の内容を分かりやすく、実例を交えながら伝えて頂きました。
後半の「認知症」も同じスタンスで、話してもらえました。
研修を実施して思うのは、時々、少なくとも年に1回は、
このような仕事をするうえでの原点、入り口を再確認しないとと思います。
いやぁ~ それにしても、
自前組織の講師が和田行男とは、贅沢な時間ですなぁ☆
さぁ、気を引き締めてがんばろっと。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
昨日は休日の自分。
徒歩圏内にある神社のお祭りの日です。
男性を祭ってある「田県神社」です。
結構有名な祭りで、外国からもたくさん環境客が来てました。
梅は咲いたか 桜はまだかいな ♪