可能性☆

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足の骨を折り、手術、リハビリを経て、

利用再開となったKさん。

 

自宅の暮らしに戻る事を目標に、

現在小規模多機能で車いすや歩行器を使って、

移動やトイレなどの動作の訓練?というより、

慣れて頂いている最中です。

 

最初の2,3週間の出来栄えとしては、

夜間を中心とする介助量、頻度が結構あり、

自宅に戻り独居暮らしを再開するには、

「結構時間かかるか、戻るのが難しのでは?」

と、見立てていました。

そのように家族にも話をふっていました。

 

しかし4週を越えたあたりからでしょうか。

結構トイレ動作の自立度が上がってきました。

現在のところ、安定して歩くのは難しいですが、

車いすを使って移動、排泄行為が見守りでできるように

なってきました。

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これだったら、自宅ベット横にポータブル設置したら

「夜間のみだったら戻れるか?」

という状況が少し見えてきました。

 

注意力、判断能力、予測力等の不確実さもあり、

自宅で一人で夜を過ごすという事に、

まだまだリスクはありますが、

 

可能性を導き出した本人さんの能力は本当に素晴らしい☆

と同時に、その可能性を予測できなかった自分に

に「予測が甘いなぁ」と振り返りをしているところです。

 

今後Kさんの暮らしはどのように変わっていくか。。。

しっかりと見極め、予測しながら仕事をしていきたいと思いますが、

いつも、利用者さんの力には驚かされます。

 

人って、いつまでもいろんな可能性を持っているんですよね☆

勉強させてもらってます。

ありがとうございます。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

2019年06月02日 Category:スタッフ日誌