喪失
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私事ではありますが、先日「歯」を抜きました。
50歳目前にして、初めて永久歯を失う事となりました。
自分にとっては、その不安というか喪失感といいますか、結構なものがあります。
今もぽっかり一部分が空いている違和感にはなかなかなれません。
人は歳を重ねる先に、獲得もしていきますが、失うものも増えてきます。
失うものが、自分自身の何かだと、結構へこみますね。
こればかりは、失ってみないと、その痛み、辛さ、不安はなかなかわからないものだと思います。
年齢もそうですが、自分の体の不調や失っていくものが出てくると、
「あ~ 衰えたな」
と実感、痛感せざるを得ません。
人はそうやって「死」に一歩一歩、日々近づいているんですよね。
そんな喪失感を数えきれないほど、山のように抱えて生きている、目の前の
利用者さん達を見ていると、なんとたくましい事。
喪失を抱えて生きる
これからも、いろいろなものを失っていく先に、
この仕事に通じるもの、活かせるものがあると信じ、
いろんなものを失う事に対する共感力Upにつなげていきたいと思います~☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
福島出張直前の抜歯でしたので、夜の交流会等でお酒が
飲めなかったのが残念~泣
というほど飲める訳ではないのですけどね。
抽象的ではありますが、大切な人や物を失うと喪失感を持つことが多いと思います。
2018年04月12日 Category:スタッフ日誌