地域との共存を目指して

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本日、施設前に貼りだされた1枚のチラシ。

 

黒のTシャツ?アンダーウエア?の持ち主を探していますというものです。

これは落ちていたものではありません。

 

滝子の入居者がどこかで拾って?勝手に持ってきたもの?だと推測しているものです。

 

家族了承や能力の見極めにて自由外出(基本は職員付き添い)されている方が数人みえます。

記憶の障害だけでなく、正しい判断ができない状態の方もみえます。

 

「自分の意思を行動に移すこと」を大切にしたい。

そんな施設方針の基に、職員は奮闘の日々を送っている矢先の出来事。

 

「これはまずいな・・」

以前にも傘をどこかで持って来られることがありましたが、今回もそのままという訳にはいきません。

すぐさま歩かれた近隣の家に伺いに回ったものの、持ち主は見つからず・・・

 

取り急ぎ、このような張り紙にてしか対応できませんでした。

回覧板やチラシ等で、近隣の方々に施設の事情をお伝えすることも必要ですが、職員の付き添い率をupさせねばなりません。

 

紛失された方はどのような気持ちでいらっしゃるのか・・・

 

施設全体の課題でありますので、部署間の連携を図り対策を進めていきたいと思います。

 

自由外出ができるがゆえの今回のトラブル。

しかし、このようなトラブルが起こる施設はどのくらいあるのでしょうか。

解決方法について情報共有をしていきたいものです。

 

持ち主の基に戻りますように・・・

無事、戻りましたら報告させて頂きますね。

 

自由外出が受け入れられる地域作りと、それを支援でき続ける施設を目指して。

 

 滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

8月も最終日。

夏は終わり?

いやいや。

季節は自分が「終わったと思った瞬間に終わるもの」ではないか。

夏も好きな僕は、まだまだ夏気分が続きますよ。

 

 

 

 

 

2013年08月31日 Category:スタッフ日誌