家族懇談会

Published by sato

小規模多機能・クラブ滝子では、毎月1回家族懇談会を開催しています。

趣旨は、当法人が運営する小規模多機能居宅介護は登録定員18名

『通いサービス利用定員15名』、

『宿泊サービス利用定員8名』

と決まっています。

全員が毎日通いができるわけではありません。泊まれるわけではありません。

 

 

『自宅での生活を続けさせてあげたい』という共通の想いをもって介護にあたる家族が交流をはかります。また家族の急な用で何かあった時に定員オーバーしているときに、

『お互い様だから代われるわよ。』と

譲り合う関係、相手を思い描ける関係を築くことも目的の一つです。

実際、急遽主たる介護者が入院となった時に、利用者さんを自宅でみることができないので宿泊が必要となった時に譲り合いがありました。

 

その他に1か月の利用状況や職員の状況、映像で紹介、事故報告などしています。

職員で悩んでいること相談させていただいたりもします。

 

 

例えば、施設の駐車場をスタッフで枕木を買ってきて整備したところ後々、少しずつ凸凹と不備が出てきました。『どうしたらいいものでしょうか?』と相談をすると

家族懇談会終了後、早速家族の皆さんで現場検証をし、『土を掘り起こして砂利を入れてやり直すことかな?』と教えてくれました。

その後日、『枕木を支える釘(?)なら家にあるよ!』と教えてくれました。

他にも、『○○の件ですが、こうしたらどうでしょう?下準備は、私やりますよ!』などメールをくださいます。

その場だけではないのです。

 

『お世話する側』『お世話をお願いしている側』という関係性になりやすいですが、家族懇談会を始めて『利用者を共に支える同志』『滝子通1丁目福祉施設を盛り上げていく同志』と『変化』していると実感しています。

 

勇気づけられた家族からのメールをご紹介させていただきます。

『色々試せば必ず、これだ!という答えが見えてくると思います! 体に気を付けて下さいね。いつも一緒に考えていきたいと思っています。』

本当にありがたいです。

『日ごろ頑張っている皆さんに!』と家族から家族へ贈られた素敵なポストカードです。

日々の家族のご協力に感謝の気持ちとともに

認知症になっても、障がいをもっても

『人が生きる姿』を追求すること

介護から生きること支援へ。

職員一同、皆さんにお応えできるように挑んでまいります!!

今後とも、宜しくお願いいたします!

 

滝子通一丁目福祉施設 副施設長 佐藤 恵美子

2013年09月22日 Category:スタッフ日誌