工夫に工夫
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朝、独居の利用者さんのお宅へお迎えにあがると・・・
「ん!? 部屋の中が寒い~」
リモコンを見せて頂くと・・
「除湿」が入っていました。
リモコンとしてはシンプルな方だとは思いますが、
記憶の障害はもちろんのこと、理解力・判断力や見当をつける力が衰え始めている方ですので、
環境に合わせたエアコンやリモコンの使用方法が、うまくできなくなってきている可能性がある事に気づきました。
であれば・・
まずはご本人さんの能力に合わせたセッティングをしてみるところからですかね。
という訳で、まずはリモコンを分かりやすくしてみました。
これでもうまく使用できないなら、次は職員の介入による空調調整が必要かもですね。
「有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるように」
をめざし、人、物、仕組み、環境を、本人側に合わせていき続けるのが僕等の仕事です。
変化や異変、現状把握にアンテナを張り巡らせ、工夫、先の予測、
関係者の情報共有交換をしていけるチームが必要です。
さて、次は他のスタッフと情報交換して効果確認せねばです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
次のブログUpは21日の予定です。
今年もいよいよ終盤ですね。
良い新年をスタートさせるにあたり、しっかり助走をつけていく年末にしていきたいです~☆
2017年12月18日 Category:スタッフ日誌