忘れちゃいけない・・
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トイレ介助中の貴重な隙間☆
他人がトイレで用をたしている最中に一緒にいるもなんて、
基本的にないのが、自立した後の私たちの常識ですよね。
それが、医療や介護が必要な状態になると、
不本意ながら起こることがあります。
私たち介護職はそれをする側なので、
人の人権、尊厳に関わる部分に立ち会っている
という自覚、配慮が必要となります。
認知症の状態が進んでいる方の介助の場面の事ですが、
写真のようなすみっこに気配を消して立ち(本人の斜め後ろ)、
排泄行為の場面に他人がいないような場面作り
を心がけていたりします。
目の前に人がいては、なかなか出せないのでは?
という当たり前の感覚を忘れないようにしたいものです。
さりげなく
迅速に
空気のような存在で。
でも、大切な排泄状況、情報をキャッチしつつ、
ご本人さんの安全と尊厳をなるべく護れるように。。
なかなかむつかしいですし、
理想通りにはいかないものですが。
忘れちゃいけない、特殊な環境での関わりを
工夫し続けていきたいと思います。
最近の中が光る便器っていいですよね。
最中も後も確認しやすいですし。
衛生面、掃除の難易度にもよりますが、
数千円で着けれるのは魅力的です☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
昼寝のシンクロ♪
2019年02月10日 Category:スタッフ日誌