忘れてた

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用事があり、家族へ電話した時のこと。

 

「お母様ですが、最近は○○で××で・・」

「何か気になる事ありますか?」

と用事に絡めて状況報告をさせて頂きました。

 

「最近、おふくろの事忘れてしまう事多くて(笑)」

 

と返答。

滝子通一丁目福祉施設でもきっとどこの施設でも、

「家族と共に」「家族と連携して」

というスタンスはあると思います。

 

でも、今回のコメントのように、

忘れる=お任せする

    信頼する

    自分達(家族)の暮らしを送る

といった、家族側の実際の思いも大切なのだと思うのです。

 

身内の方が「要介護」や「認知症」になっていく事。

それと向かい合いながら暮らしていく事。

それは時にはとても大変な事でしょう。

 

国の公的保険として、国民全体で支えましょうと

始まった介護保険制度。

 

施設利用料を支払い、

施設運営にも協力する。

(行事参加、ボラ、面会等)

 

これが正解ともいえないのではないでしょうか。

(もちろん積極的な家族側からの関わりは大歓迎です!)

公的保険を利用し、利用料を支払い、

あとは家族は家族の暮らしを取り戻していく。

 

時には忘れてもいいのでは?

 

あとは、僕等に任せてください。

(任せてもらえるよう頑張らなければですが)

 

家族の数だけ、施設との関係の在り方があります。

忘れてもらえるようにがんばろっと☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

九州豪雨による被災者の方々

介護関係者の方々。

心配しております。

心からお見舞い申し上げます。

 

 

2020年07月06日 Category:スタッフ日誌