感情労働
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介護は肉体労働の側面もありますが、感情労働でもあります。
和田行男著 大逆転の~ の中のどこかにこんなフレーズがあります。
「目には目を、歯には歯を
涙には笑いを、怒りにも笑いを
愛嬌には爆笑を
無表情には無表情しか返ってこない」
自分自身の感情をコントロールできての専門職ではないでしょうか。
認知症という状態にある方が、その不安や混乱等のストレスにより、負の感情を表出する場面があります。
これは人の心模様としてはごく当然のものです。
私たちでも同じです。
それを受けて「目には目を、歯には歯を」という態度、表現を表出するのは素人と同じですよね。
その態度をとる度に、その方にその日の施設利用料を返金したいものです。
負の感情を受け止め、切り替えることの大切さやアプローチを知っていること。
またはそうあるべく努力するのが専門職のとる道ではないでしょうか。
そのような対応をさせて頂くことで目の前の方から給料を頂いているのです。
「涙には笑いを、怒りにも笑いを
愛嬌には爆笑を」
そんな風に感情をコントロールしたいものですね。
「無表情には無表情しか返ってこない」
これも事実。
「感情」を仕事の中でうまく使いこなせてこその専門職だと思いませんか?
目の前の方は自分の「映し鏡」です。
お年寄りの姿から自分の姿、姿勢を学んでいきましょう。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
愛嬌には爆笑ですね☆
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