戦い

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 11日の全国向けニュースに出ていました。

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「介護に向いていると思われていた30代のベテラン介護士(訪問系)が、訪問先で財布から現金をネコババ」・・・

「抜き取った後に財布から指紋をふき取る仕草も(ビデオ撮影)」

家族が問いただしたら、「知らない」と答えたため、家族が告発に踏み切ったとのこと。

 

・・・

 

同業者として言葉になりません。

それと共に、自分は、自分の事業所は大丈夫であれるように気を引き締めなければと感じました。

 

自分達の仕事、存在は何なのか?

誰の為に何をすべきか?

誰から給料を頂いているのか?

 

介護は「自分」との戦いです。

誰だって自分の中に「善」と「悪」、「光」と「闇」、「聖」と「魔」を持っているのだと思います。

しかし仕事中においては、マイナスの面を封じ込める「強さ」「勇気」「努力」「思い」が必要となります。

 

それは対象となる方々が、自分達を必要としている状態になられているからです。

「誰も見ていない」「誰も分からない」「本人から訴えれない」「家族は言いにくい」

色々あると思いますが、大切に捉えるべき事実としては「信じてくれている」ということです。

その思いに「応える」べきで、裏切ってはなりません。

 

自分に負けるのであれば、この仕事を続けてはいけないのだと思います。

事業を続けるべきではないのだと思います。

 

最近マイナスなニュースばかり。

介護業界、ポジティブで、前向きで、ナイスで素敵なニュースを取り上げられるように、業界をあげて奮闘すべき時なのではないでしょうか。

その最前線は、私達一人一人なのです。

共に、戦い続けましょう。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2016年02月14日 Category:スタッフ日誌