新しい風☆
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グループホームは、認知症という状態の方々が、
共同で生活を送れるように私たちが仕事をしている訳ですが、
入居者同士の力加減が色々なバランスで成り立っていたりします。
それぞれのできる事、役割分担があったりします。
時々そこに「新しい風」が入ると、
違う風景になったりします。
「新しい風」は職員の場合もありますが、
今回は新たらしい入居者が入った事で、
今までなんとなくあった流れや役割に変化がでました。
その新しい風は「要支援」という区分の方でした。
「要介護」ではなく、「要支援」の方が入ったのですが、
相当あれこれできてしまいます。
ある程度記憶されますし、自分で判断して自分で行動できたり
しますので、なんとか皆さんの力を引き出して
生活を組み立てていたバランスが変わっていました。
その方がスピーディーにあれこれ行動されると、
「失業」状態になってしまう方々が出てしまっています。
やる事、やれる事が減ってしまい、手持ち無沙汰に
なっている方がでているようです。
「失業」となる方がでないよう、新しい役割か
他者との分担調整を行う必要がでてきました。
これもグループホームの仕事ですので、
職員はあれこれ新しい風への対応を始めているようです。
しかし恐るべし「要支援」の生活能力☆
これから思う存分力を発揮してもらいながらも、
他者とのバランスやかじ取りをしていかないといけないですね。
どう変わっていくのか楽しみです♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2025年03月10日 Category:スタッフ日誌