方向性を大切に
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先日の社会福祉協議会主催の研修会の風景です。
通所介護の職員向けという事で、最初は方向性の確認から話しをさせて頂きました。
方向性とはもちろん介護保険法における基本方針の事です。
(介護保険法第92条)
「指定居宅サービスに該当する通所介護の事業は、要介護状態等となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。」
とあります。
事業として、職員としてまずはこの基本方針に向かう事が私達の大切な仕事です。
通所介護の基本方針のポイントは、
「その居宅において」という目的、
「有する能力に応じ」という私達の仕事の仕方、
「自立した日常生活を営むことができるよう」という関わりの先の目指す姿、
を伝えていきましたが、意外と置き去りといいますか、意識できていない文面が最期に出てきます。
「並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない」
「並びに」とありますので、利用者へのアプローチと同列で家族へのアプローチも大切にすべき事だと解釈しています。
「居宅において」を支えるためには、「家族」の存在がとても大きく、「家族」の理解力、対応力によって利用者の生きる姿は変わりますし、居宅での暮らしを断念するの「家族」の判断によることが多いのだと思います。
そんなこんなを入り口に研修会をスタートさせました。
熱心に耳を傾け、反応して頂ける素敵な受講者の皆様のおかげで有意義な時間と、自分も滝子で頑張らねばとモチベーションUPの機会を頂きました。 ありがとうございます。
次回は通所介護と目的を同じとする、わが滝子の居宅サービスである「小規模多機能・クラブ滝子」からのブログをUPさせて頂きたいと思います。
ご期待を!と担当者へプレッシャーを与えつつ今日はこの辺りで失礼させて頂きます。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ブログUPした後、仲間から呼び出しが・・
行ってみると出来上がっていました。
盛り上がっていきましょ~
2014年12月10日 Category:スタッフ日誌