時代に適応☆
Published by i
買い物に行った時に使う能力は
過去の経験や感覚に基づくものもありますが、
新たな能力といいますか、適応力が必要になる事もあります。
最近ではコンビニでもスーパーでも、
支払いに関して自動精算機を導入しているところが増えています。
販売側にとっては、人手や労力、感染リスクの軽減など
メリットはあると思いますが、
認知症という状態の方々にとってはどうなの?
(いやいや、自分もそうですが・・)
と思ったりします。
利用者さんは、最初は分からなくても、
説明によって支払い行為ができたりします。
写真のケースも「ここにお札を・・」とお伝えすると、
ささっとされるのですが、なぜかお札が入っていきません。
入れなおしたり、お札を伸ばしたり、
何回かやって頂くも入っていきません。
それもそのはず。
お金の投入口の上にモニターがあるのですが、
そこで「現金」「クレジット」「電子マネー」などなど、
支払い方法の選択を行わないと、
支払いを受け付けてもらえないのです。
支払い行為が滞り、次の方もこちらの精算待ちに
なったりすると、余計あせってしまいます。
利用者さんが適応できるかどうかの前に、
支える側の「自分」が適応できるようにしとかないとですね。泣
トホホ。。。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2023年06月13日 Category:スタッフ日誌