暮らしの中の必然
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波の女では、体操の時間やリハビリなどのプログラムで、
体を動かす機会を確保するよりも、
暮らしの中の必然的な動作を行う習慣により、
体を動かす事を大切にしています。
(*体操などをしない訳ではありません)
席を立ったり座ったり、
部屋へ行ったり来たり、
ご飯を作ったり片づけたり、
配膳したり下膳したり、
食器を洗ったり棚へ出し入れしたり、
掃除や洗濯をしたり、
コロナも落ち着いてきたので、
そろそろ買い物にも出かけなきゃ。
階段を上がったり下りたりして洗濯を干す。
バランスを保ちながら体を曲げ、ゴミを拾ったり。
自分の事や他者の事を含め、
人が生きる、暮らすという事は
たくさん動かなくてはなりませんし、
のんびりはしていられません。
自分の事は自分できるよう、
できない事は補いながら、
暮らしの中で体をたくさん使いながら、
生きて頂けるように応援していきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2021年11月08日 Category:スタッフ日誌