暮らしは体感
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前回の投稿で紹介させて頂いた、
1日に入居されたTさん。
1週間が過ぎようとしています。
体の動きは小走りできるくらい、おたっしゃですので、
あっという間にフロアから出られてしまう事もありますが、
日々寝泊り、暮らしを積み重ねる事で、
体はだんだんホームの住民になりかけている感が
でてきました。
頭では、「帰ろうかしら」とか「お金がなくなった」等
入居時と変わらぬ不安や希望、心配事はあるものの、
その頻度も減りつつあるように思います。
体を使って、
自分の事は自分でできるように
互いに助け合っていけるように
暮らしを応援していますので、
体感的にここの住民になって頂けたらと思います。
ただ「帰りたい」気持ちを失う必要性もないと思いますので、
「ここにいる意味」「ここでの役割」もしっかり持ってもらいながら、
互いにより良い着地点を探していきたいと思います☆
滝子通り一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2022年02月06日 Category:スタッフ日誌