期待に応える (前)

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9月に入り、新しい利用者さんが来られています。

名前は鈴木敬之(実名)さん86歳の男性です。

自宅も絡めながら、宿泊を多く使われる利用者さんです。

 

実名、写真をブログでも使ってくださいと、言って頂けました。

認知症と戦う家族の覚悟が感じられますね。

ありがたい事です。

 

 

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この写真は家を出る時のものです。

いつもそうですが、この瞬間「どんな思いで家を後にするのだろう・・」

と本人さんの境遇、心境を察しながらも、この方のために尽力せねばとスイッチが入る瞬間でもあります☆

 

そして施設到着。

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なんかこっちもドキドキです。

どうやって馴染んでもらおうか・・

どうやって人間関係を織りなしていこうか・・

ご家族の思いにもどう応えていこうか・・

 

ご家族の方みなさんもそうでしょうけど、施設利用にはいろいろと不安があるものだと思います。

大切な自分の親や身内を預ける・委ねる訳ですので。。。

 

「どこの施設に頼むか」は、自分で探したり、紹介されたり等いろいろあると思いますが、

「仕方なく」でも「わからないけど」でも「ここにお願いしたい」でも、同じでしょうけど、不安はあると思います。

そしてその反面、「親の介護を頼みます!」と「期待」されている事でもあると思います。

僕らはの仕事は、その期待に「応えられるか」というところにも尽力すべきだと思っています。

 

今回利用される、鈴木さんのご家族からこんなメッセージを頂きました。

「お世話になります。和田さんの想いと施設をとても信頼しています」と。。

 

こんな事を思って、言って頂けるなんてめちゃくちゃ嬉しいですね☆☆

 

さてその鈴木敬之さんの利用直後の状況です。

呼び名は「よしゆきさん」です。

ご家族と確認をとり、全職員でそのように呼ばさせて頂いています。

 

 

よしゆきさん、5年程前より認知症という状態になり、今までデイサービスや、訪問介護、訪問看護にて介護を受けられていました。

以前ショートステイ利用した時は、うまく利用できなかったようで、予定を切り上げ自宅に戻った事もあったそうです。

 

よしゆきさんは初日より、通ってそのまま泊りサービスを利用開始されます。

日中はなんとかなっても、うまく宿泊サービスを利用できるかが、僕らの腕のみせどころですよね。

どうその腕をみせるかといいますと・・・企業秘密です。

笑 そんなものはないですが、長くなってきたので次に続きます~

 

よしゆきさんの利用状況はいかに!?

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

最近の趣味は・・・

家の草抜きですね。。。笑

どんどん生えるのでどんどん抜いています。

1週間に2回程。

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その中に混じっていたのがこの花。

かわいらしくて、抜けずに残しちゃった。。。

自分もなんかの花を咲かせて、生き残らにゃいかんなぁ。

これなんて花!?

 

2017年09月06日 Category:スタッフ日誌