未熟者

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年が明けて、半月がたちました。早いですね。

新年のあいさつは身内に不幸がありましたので、控えさせて頂きます。

 

今回は自分の未熟について書いていきます。

一階の舟橋です。

 

入居者Sさんなんですが、ある程度の声掛けがあれば、ほとんど一人でできる方なんですが、先日、居室から異臭がしたため、Sさんに気付かれないように

「Sさん、お部屋のそうじ一緒にやりましょうか」と声を掛ける。

Sさんは「そうじ?朝やったよー。」と、お部屋は綺麗でした。

いったん、その場から離れて、再び居室に訪室する。

「すみません、お部屋にあるゴミ、出しましょうか」と声を掛ける。

「ゴミ?  あぁ出します」と言ってゴミを出す。

その時、僕が気になっていたある箱を指さして「この中にはゴミ入ってないですか」と聞く。「入ってないと思うけど、見てみて」と。

その箱の中から、排泄で失敗して汚れた下着と汗で黄ばんだ肌着がたくさん出てきました。

Sさんは笑いながら「家へ帰ってないで洗い物がたまったんだわ」と。(ごもっとも)

ここでも洗濯ができることをお伝えすると、「すみません、お願いします」と言って

汚れた衣類を洗濯させてもらいました。

今までなぜ気づかなったのか・・・とすごく反省をしました。

こんな未熟だらけな僕を成長させてくれる入居者の方に日々感謝の気持ちを持って

専門職を目指していきたいです。

これからもSさんだけではありませんが、しっかりその方の姿に還していけるように

たくさん学んで、追及していきたいです。

 

読んで頂きありがとうございました。

Published by 舟橋

2013年01月27日 Category:スタッフ日誌