本質
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今日は「ハロウィン」
日本風にアレンジされ、仮装をしたりして楽しむ日になっているようですが、
本来の意味や、本質的な事をどれだけの人が知っているのでしょうか。
もちろん、僕もたいして知っていませんので、特に楽しんではいませんが。
本質とは、 「物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿」という意味です。
色々起こている「現象」や「事柄」の本質は、調べればそこそこわかるものです。
でも、個々の「人」の本質は誰にもわからないし、わかりっこないものではないでしょうか。
でも、だからこそ、「知ろう」「分かろう」とする姿勢が対利用者にたいしても、職員にたいしても大切なのだと思うのです。
知らない、分からないからこそ、そこに興味・関心を寄せ、ちゃんと関わりをもっていこうとする姿勢。
そこに介護の仕事や、職員関係構築の原点があるのだと思います。
自分でも、自分の事なんてよく分からない訳ですので、他人の事なんて簡単に分かりっこありませんよね。
色々な事情や、背景や、意味があって現状があるのだと思います。
ましてや利用者、入居者は「認知症」という状態で、自分で自分をコントロールしにくい状態にある訳ですので。
表面的な事に振り回されず、惑わされず、物事の本質を見極め、知ろうとしたいものですね。
そしていい関係、互いに理解・協力し合える関係を作れたらいいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ちなみに、ハロウィンは、仮装派でなく、「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」派です。笑
分からない方は調べて下さいね。
2016年10月31日 Category:スタッフ日誌