沈丁花

Published by sato

名古屋は、温かい日が続き、モクレンが咲き春の訪れを感じます。

 

先日スーパーへ向かう途中、懐かしい甘い香りが漂ってきました。

何だったかな~?と思いながら見渡すと、沈丁花(じんちょうげ)が咲いていました。

 

 

以前、小規模多機能・クラブ滝子の利用されていたAさん(男性)の自宅で、春になると庭先にたくさんの沈丁花が咲き、『この香、いいだろう。庭先にあると言い気分になるで~。』と思い入れを話して下さりました。

 

 

3年前のことですが、懐かしと同時に、『かおり』って私達の生活に密着していることを改めて感じました。

季節を感じたり、思い出があったり、食欲が出たり、心が躍ったり、安心したり。

 

当施設で『かおり』ってなんだろう・・・。『食事を作るかおり』『洗濯物を干すときの洗剤のかおり』『コーヒーのかおり』『お茶のかおり』

施設近くで咲く花のかおりが風に乗ってくる・・・。

 

 

 

『臭い』となると・・・体臭、口臭、排泄臭・・・。

日々の暮らしのなかで、『臭い』への対策は一つ一つクリアしていき、『かおり』の豊かさの視点も大切だな~と沈丁花のかおり、Aさんから学んだので還して行こう~!

 

滝子通一丁目福祉施設 副施設長 佐藤 恵美子

 

 

2016年03月17日 Category:スタッフ日誌