玄関活用

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ピンポーン♪

「ただいまぁ」

「買い物から戻りました~」

 

一般的に介護施設の玄関は1ケ所(メイン、正面)の所が多いように感じます。

玄関を入り、中でそれぞれの事業所、フロアに分かれているイメージです。

玄関:建物・住居の主要な出入り口

 

でも滝子は、それぞれの生活単位(グループホーム1ユニットごと)や事業所(小規模多機能)

ごとに玄関を設けています。

2つのユニットと、1つに事業で3つの玄関があります。

 

この国のふつうの暮らしには「玄関」は必須です。

「玄関」を通じ、社会と繋がったり、人と交わったり。

人が生きて活動するうえで、玄関が必要です。

一部沖縄の方では玄関でなく、居間、縁側から出入りするところがありますね。

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(去年、竹富島で1件借りたところがそうでした)

 

 

玄関からの出入りがあると、その空間は「家庭的?」「開放的?」になるのではないでしょうか。

いつも、そこから人が出入りする当たりまえの感覚は、利用者入居者にもわかるものです。

 

外に行きたい

行きたいところがある

出ていきたい

 

そういった行動をする時に、日ごろからの習慣、動線、雰囲気、により、

自然と体がそっちへ向かうものです。

 

「玄関」を活用し、

「買い物行ってきます~」

「ただいま~」

「買い物してきました」

「喫茶店行くよ」

「病院いくね」

 

等々の、出る人、残っている人とのコミュニケーションの機会になります。

「玄関」の活用、意識、大切にしたいですね。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2018年03月05日 Category:スタッフ日誌