生活とは、生活感とは

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見学や実習の方々がよく言われる言葉。

「生活感がありますね」

 

生活感とは何なのか。

 

生活は自分が「する」ものです。

生活とは主体的に自分の力を使って生きること。

それを他人視点でみると「生活感がある」となります。

 

「感」とは感じること。

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚・・・

 

それぞれの感覚器で、生活しているんだなぁと感じるのでしょう。

そうであることの雰囲気や環境が滝子にあるのだと思います。

 

お年寄りが主体的に動いているか、話しているか。

互いの関係に豊かさがあるか。

社会と繋がっているか、繋がれる環境があるか。

そしてそれを支えるスタッフの意識や動きがあるか。

 

生活感を出すには、環境だけアットホームすれば出るものではありません。

そこで暮らすお年寄りの姿がどうなのかが大切なのだと思います。

 

「生活感」というキーワードを調べると、

喜怒哀楽の感情を持ち、学び、働くなどの活動を行う、人らしい雰囲気

また、住まいについて、いかにも人が暮らす所という感じ。」

とあります。

 

色々な感情を表出できているか。

主体的に活動しているか。

人が暮らしている雰囲気を有しているか。

 

このような要素を有していると、他者から見て「生活感がある」となるのだと思います。

良くも悪くも「生活感」バリバリの滝子通一丁目福祉施設。

暮らしは続くよどこまでも。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

何種類かあるメインのおかず争奪戦風景

「じゃんけんポン」

2014年06月05日 Category:スタッフ日誌