生活に関わるということ
先日、1Fで4月の職員会議が行われました。
そのなかである入居者の夜間頻尿が議題に上がりました。
その方の普段の様子は
21時すぎに「おやすみ~」と言われ、自分のお部屋へ行かれます。
そして現在23時.。
ここまででトイレへ行かれること、5回。
波はあるものの、トイレに行かれることで夜間の睡眠が十分ではないようで
日中、うたた寝してしまうことも…
そうなると、昼間の活動量が減少し、夜間の睡眠がとりづらくなってしまい、また昼間に疲れが残ってしまい、さらに活動量が減少してしまっているような状況です。
歳を重ねると、膀胱の容量が減少したり、眠れなくなったりなどで
頻尿になりやすい傾向になります。
薬もでていますが、なかなか抑えることは難しいようです。
打つ手がなく、このまま負のスパイラルを続けることは避けたいところ!!
よくありますが、トイレの回数が多い。その状態だけを見て、頻尿で眠れてないと思ってしまいがちです。自分自身もそのように考えてしまいがちです。
頻尿が原因で夜眠れてない。ただ、それだけに着目してしまいます。
なぜ眠れないのか、なぜトイレで目が覚めてしまうのか、
夜に眠れていないことは他にも要因があるのでは…?
日中の過ごし方であったり、就寝場所の環境であったり、その方の排泄への不安などの心情はどうであるか。
その方の1日の生活に関わっているからこそ、見えてくるものがあるのではないかと。
なにかできないか?と思い、
20℃を超える日も増え始めたここ最近。
近くの喫茶店へ通い始めました。
足腰を使い、活動量も増え、なんとか夜にぐっすり休んで頂きたいところ。
生活に関わっている介護職だからこそ、広い視野をもち、ひとつの症状や状態をみれるようになっていきたいです。
12時を過ぎました
少しずつ、変化がある日もあるようですが…
写真2
継続は力なりを信じて、頑張ります(^^;)
滝子通福祉施設1F 藤田 賢也