社会の中で生きる
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2月中旬から新規利用開始となったKさん。
ちょっと久しぶりに、馴染みの居酒屋へ行きました。
利用開始前はよく自分で行っていたのに、
毎日利用&昼、夜ごはん食べて帰る暮らしの日々で、
居酒屋へ行く意味や理由がなくなりつつあります。
本人も、「わざわざ行かんでもいいよ」と言い始めてますし、
たった1週間、2週間でどんどん暮らしの様子が
良くも悪くも変わっている最中です。
なんらか手を打たねばです。
私たちの仕事は、介護が必要になったら、
自宅や地域から引っこ抜いてきて、全て
サービスでまかなえばいいという訳ではありません。
いろんな場所やいろんな人との関係を維持したり、
再構築したりする事も大切です。
といっても、現在毎日利用や宿泊が続いている方々の
これまでの暮らしの継続があまりできておらず、
どっぷりサービスありきの日々になってしまっている方々が
増えているので、Kさんの応援の仕方を工夫といいますか、
学ぶ事をしていきたいと思います。
介護を受けながらも、地域や関係の中で生きる
「人」の姿を応援し続けるって、手間暇かかりますが、
とても大切な事ですよね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ビールを飲み続けられるように、
体調も整えないとですね。Kさん。
医者との関係も再構築せねばです。
2019年03月06日 Category:スタッフ日誌