社会の中で生きる

Published by i

IMG_9080

 

2月中旬から新規利用開始となったKさん。

 

ちょっと久しぶりに、馴染みの居酒屋へ行きました。

利用開始前はよく自分で行っていたのに、

毎日利用&昼、夜ごはん食べて帰る暮らしの日々で、

居酒屋へ行く意味や理由がなくなりつつあります。

 

本人も、「わざわざ行かんでもいいよ」と言い始めてますし、

たった1週間、2週間でどんどん暮らしの様子が

良くも悪くも変わっている最中です。

なんらか手を打たねばです。

 

私たちの仕事は、介護が必要になったら、

自宅や地域から引っこ抜いてきて、全て

サービスでまかなえばいいという訳ではありません。

 

いろんな場所やいろんな人との関係を維持したり、

再構築したりする事も大切です。

といっても、現在毎日利用や宿泊が続いている方々の

これまでの暮らしの継続があまりできておらず、

どっぷりサービスありきの日々になってしまっている方々が

増えているので、Kさんの応援の仕方を工夫といいますか、

学ぶ事をしていきたいと思います。

 

介護を受けながらも、地域や関係の中で生きる

「人」の姿を応援し続けるって、手間暇かかりますが、

とても大切な事ですよね☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

ビールを飲み続けられるように、

体調も整えないとですね。Kさん。

医者との関係も再構築せねばです。

 

 

 

2019年03月06日 Category:スタッフ日誌