粘り強く

Published by i

パジャマ姿で「さようなら~」 と自宅から職員を見送る小規模多機能・クラブ滝子の独居の利用者さん。

ただいま、朝の10時。

 

朝8時半頃自宅に伺い、朝食、薬、ゴミ出し、冷蔵庫チェック、環境整備等々を行います。

その後「さぁ着替えて、クラブ滝子に行きましょうか?」と声をかけるも・・・

「頭フラフラで・・今日は寝ときます」 といつものセリフ。

 

少し粘ってみたり、言い回しを変えてみたり、話題を変えて気分を変えようとあの手この手でアプローチするも、出る気になられませんでした。

そんな場合はいったん引きます。

「また後で、来ますね~」

それで写真のシーン。

 

10時前に2回目の送迎でお迎えにあがりました。

でも、外出する気になれず、再び退散。

その日はむりやり外出する必要もないので、クラブ滝子の通いは休み扱いとなりました。

 

そんな時は室温等環境セッティングを行い、水分を摂って頂き、昼食の段取りを行い去ります。

しかし、夕食の薬を飲んで頂かないといけないので、また夕方に訪問をかけます。

 

自宅の暮らしを支えるというのは、結構手間がかかります。

独居の場合、事業所ペース・都合で事を進めるのも難しい場合がありますし、そうしたくないという事もあります。

 

通い、泊まり、訪問を臨機応変に組み込む・組み換える。

必要に応じて必要な分関わる。

 

小規模ならではの粘り強い支援により、自宅での暮らしを支えていきたいものです。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

きじ・・・なんとかの煮付け。

高級魚との事。

とてもおいしいかったです。

和田行男が長崎五島列島で釣ってきて、副施設長佐藤が調理して職員にと振舞って頂きました。

後五島列島の話は「けあサポ」の和田の直近のブログで紹介されています。

2015年04月16日 Category:スタッフ日誌