耐え忍び

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干しものの館☆

室内でパタパタするとウィルスがしばらく空中で舞って

数時間浮遊するとの事ですので、外でがいいですね。

 

コロナウィルスの感染拡大が続いていますね。

社会全体が不安を抱えている中、

介護現場も必死です。

 

地域によっても状況は異なりますが、

治療や感染拡大対策最前線の医療現場も必死だったり、

疲弊していたり、崩壊しかけていたりと、

非常に厳しい状況が日々伝えられますが、

介護現場も緊張感と不安の中、日々格闘しています。

 

介護施設利用者における感染や、

クラスター発生の情報はまだ少なめの

名古屋地域ですが、いつ滝子の施設に入ってきても

おかしくない状況です。

 

最近は高齢者以外への感染や重篤化の情報も

出てきていますが、高齢者であり、更に要介護者

である介護施設の利用者が、コロナウィルスに感染すると、

とても危険な状況になる可能性があるのは、

誰もが知るところだと思います。

 

今までの滝子の施設は、「生活支援」を軸に

していましたので、日常的に買物や外出をしておりましたが、

現在は(少なくとも緊急事態宣言発令中は)、

利用者入居者が、店舗を訪れる活動は自粛させてもらってます。

散歩やドライブ、必要最低限の受診や理美容などは注意しながら、

実施しています。

 

あとは、外部から持ち込まれないよう、

来客や業者さんの施設立ち入りの制限や

感染対策も徹底をしていますが、

職員が「感染しない」「持ち込まない」ように

留意する事も最も大切な事です。

 

介護施設は、利用者が密集しますし、

密接場面があるどころか、

身体介護(食事、排泄、入浴、食事作り等)

による「濃厚接触」が必要不可欠な仕事であります。

 

もし、ウィルスが施設の中に入ったら、

少なくともそのフロア内の職員、利用者が

皆感染する事を避けるのは、かなり難しいと予想します。

そして感染が広がったら・・・

職員やその家族が感染して自宅待機や入院になり、

勤務のローテーションに入れなくなったら・・

 

ぞっとしますね。。。

 

全国の介護現場は必至に日々闘っています。

テレワークや自宅待機なんて、とてもできません。

医療崩壊とともに、いともたやすく介護崩壊

しかねない中で、感染リスクにもさらされながら、

最前線で働く介護職員への労いや配慮や、支援の

仕組みが、社会の中でより広がる事を切に願っています。

 

まだまだ出口が見えない状況ですが、

全国の介護職員とともに、頑張っていきたいと

思いますので、応援よろしくお願いしますね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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名古屋の繁華街がガラガラとか、

交通機関の込み具合も減っているとか

報じられていますが、その分車での

個別移動や出勤の関係で、朝の通勤時間帯の

混み具合は、通常の7、8割くらいと、

まだまだ結構混んでいます。

スーパーも結構混んでいる時ありますよね。

 

「密」が大切な「人」にとっては、

閉じこもって、人と接点をもたないのは

難しい現状。 どうなりますかね。

この関係の記事は、和田行男の「けあサポ」の

最新投稿記事も合わせてごらん下さい。

よろしくお願い致します。

 

 

2020年04月15日 Category:スタッフ日誌