自分の足で行く②
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①の続き
携帯電話で乗ってきたバスの番号を調べて、そのバスが帰ってくる営業所を調べ電話をしてみました。
「リュックサックを忘れた」と伝えると、営業所の方が「そのバスはまだ戻ってきていないので、わかりません。バスが戻り次第連絡します」と言われしばらく待つことに。
入居者さんには説明をして、謝罪をすると、「あれまぁ~無事だといいですね」と、連絡が来るまではずっと手を握り、目をつむり、祈ってくれました。
20分後に営業所から連絡があり「リュックサック、無事ありました」とのこと。
一安心して、入居者さんにもそのことを伝えると「よかったぁ。もう帰れないかと思った」と。
名古屋駅から営業所まで、結構距離があり、急いでタクシーを拾い入居者さんと一緒に向かいました。
そして無事、手元にリュックサックが帰ってきました。
結果、約1時間30分遅れで「なばなの里」に到着しました。
なばなの里のイルミネーションを堪能して「連れてきて下さってありがとうございました」と入居者さん方は「連れてきてもらった」になってはいますが、ちゃんとご自身の足を使い、バスを乗り継ぎ、行きたいと願った目的地に行けました。
「このもみじ、もの凄く綺麗ね」
「初めて来たけど、綺麗だね~」
「見て、もの凄い人ごみ」
と、願いを行動に移すことができました。
来年は、プロフェッショナルで有名になった、あの方を「連れて行く」ではありますが、挑んでいきたい所存です。
今年の舟橋のブログは最後です。読んで頂きありがとうございました。
また、来年も宜しくお願い致します。
働かず、仕事するぞー!!
良いお年を。
滝子通一丁目福祉施設 1階グループホームリーダー 舟橋
2013年12月29日 Category:スタッフ日誌