街のサポーター
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「ロト6買ってくるわ」
小規模多機能・クラブ滝子の利用者さんが突然出て行かれました。
最近利用開始された方で、今までも何度か1人で買いに行かれています。
その都度こそっと付いて行ったりしています。
「夢を買うんだ」
確かにそれは素敵な事です。
自宅の部屋にも、大切に本が置かれていました。
しかし、生活費を遣い込んでしまうと現実の暮らしが難しくなります。
認知症という状態にあるので、そこは専門職の出番です。
我慢させすぎない、しかし行き過ぎないように
今回は先回りして、宝くじ売り場のおばちゃんにお願いしてみました。
「このあと来るおじいちゃんに、今日は1000円以上受付できませんと言って頂けないでしょうか・・」
「・・難しいけどやってみるね。私の親はすごい認知症で苦労したから」
と快く承諾していただけました。
ありがたい事です。
結果、売り場手前にある食品コーナーで、夕食の食材を買っているうちに気が変わったのか、忘れたのか、一人で社会活動できた満足感からか、そのままクラブで戻っていかれました。
売り場のおばちゃんに「またお願いね!」と伝えると、「いつでもどうぞ!」と応えてくれました。
街の中のサポーターがこうして増えていくのは嬉しいことですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
国政調査のインターネット回答簡単にできて良かったです。
国民の義務ですから、皆さんも回答しましょうね。
2015年09月11日 Category:スタッフ日誌