表情 その2
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「嫌だなぁ」「困ったなぁ」といった状況に面した時に、プラスの関わりを返すのはなかなか厳しい事です。
ですので、「困った」と捉えない自分作りをしていくという事が大切なのではないでしょうか。
捉え方を変える・・・それをするには認知症の事を学ぶ事が必要になります。
「困った」ではなく「そりゃそうだよね」と捉えることができたらなかなかのものですよね。
自分の思いは「表情」に表れてしまうものです。
図のように、相手の表情に影響を受けるのが人の常です。
認知症という状態においてもこの機能は結構残っているものです。
このレーダーチャート図から分かるのは、誰の顔(職員Aとか息子等々)なのか認知する能力が衰えも、表情、視線、ジェスチャーなどを把握する能力は結構残っているということです。
色々な事が分かりにくくなっていきがちな中で、自分を守り、生き抜くために必要な能力。
それは「誰」なのかということよりも、「自分の味方」なのかどうなのかを見抜く力。
それは相手の表情から察することができるということです。
接する時のご自分の表情はいかがでしょうか?
常に意識していきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今日はスタッフミーティングでした。
意見を交換し、学び続ける事は大切です。
「大丈夫認知症」を読むのは赤ん坊でもできますよ(笑)
2014年08月25日 Category:スタッフ日誌