視点の真似っこ

Published by sato

小規模多機能型居宅介護の駒木根です。先日のブログで、視点が変!というお褒めをいただきありがとうございます・・・

といいたいところなのですが、正直者なので告白いたします、過去のこと!

 

以前、飲み物を床にこぼして「あっちゃー」となっている利用者さんに

「こんなことでもないと、床がきれいにならんから」と言って床を拭くスタッフの姿に傍らで感銘を受けていたのは私です。

 

まさか・こんなところで・真似っこがバレてしまうとは!

ちなみに‘こんなことがあると床がきれいになる‘と思うのは恥ずかしいけど半分は本当で、なかなか掃除が行き届かない現状には、床にいろんな水物を、とりあえずぶちまいてしまうのも、掃除にとりかかるひとつの手かな~と真剣に思ったりもします。

 

トイレの失敗があってもまずは「出てよかった、おめでと~」と思えるように、絶望的と思える事柄でも考えようひとつでプラスの事柄に変えられたり、笑いにまで発展させたれたり・・・

視点や発想って、生きる力に関わる大事な部分だなあと感じます。

 

 

もし、この仕事に技術があるとすれば、それは発想の大元にある「この人にとってどうか??」をとにかくとにかく一所懸命に考えることなのかなあと思えます。

 

 

発想に乏しい私ですが、この部分の努力しだいで、専門職として成長できる可能性があることに希望をもち、続けているこの仕事。

たくさんの仲間に支援と刺激をいただきながらやっています。

「方法」の継承ではなく「考え合う」を継承するチームに出会えたことに感謝。

私も硬い頭を頑張ってやわらかくしていきたいです。

 

 小規模多機能・クラブ滝子  駒木根

 

2015年05月08日 Category:スタッフ日誌