豊かな食材環境
Published by i
滝子通一丁目福祉施設のグループホーム・小規模多機能型居宅介護の食事は、食事の都度、利用者・入居者より食べたい物を伺い、その食材を買いに行き、皆さんで食事を作っています。
自分の食事は自分で考え自分で作る・購入・食べに行くが基本ですからね。
これは私達も、障害を持たれた方も「同じ」ということです。
それが人として生きる姿の基本であり、「普通に生きる」を支援するということは、そういうことだと考え実践しています。
しかし認知症の状態にある方は、なかなか食のイメージが想起しにくい状況の方が多いのが現状であります。
ですからスタッフが選択肢として、「魚?肉?煮物?揚げ物?麺類?」等々のキーワードで、食のイメージを持ちやすいように支援しています。
そんな流れで、決まったメニューに必要な食材を利用者・入居者と買いに行きますが、その購入の際に余分にあれやこれやと食材を追加で買ったりすることもあります。
それは食材が目の前にあることで、料理のイメージを持ちやすくするための支援策であり、豊かな食事作りの場面作りに一役買っているのだと思うのです。
机の上に広げられた食材を見ることで、その組合せや調理・味付けにより、さまざま料理へとレパートリーが広がっていくのです。
決まったメニューの食材を買い料理を作ることも、豊かな食材を基に料理を作ることも大切にしていきたいと思います。
「肉に糸こんにゃくとネギがあるから、すき焼きにしよっか♪」
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
昨日は休日。
午前中は、以前から参加していた事例検討会に参加し、午後は天気が良かったのでスノーボードをやりに。
久しぶりでしたが、体は覚えていてなんとか3000メートルの滑降。
「冬はやっぱ山でしょ!」
2014年03月13日 Category:スタッフ日誌