避難準備情報 出た~!

Published by i

各地で大雨を降らせた台風16号。

昨日は自分の自宅のある市町村でも豪雨でした。

 

真っ白になる視界

激しく打ち付ける雨音

道路はあちらこちらで冠水

6

こんな状態が17時くらいでした。

 

 

2

そんな激しい状況と同時刻、

「猛烈な雨」予報の防災速報も、携帯に届いていました。

 

それから1時間程した18時過ぎには雨足も弱まり、街は落ち着きを取り戻していました。

19時になると、雨も上がりだしているような状況の中、携帯がけたたましく鳴りました。

5

 

【緊急速報!】

役所の災害対策本部から、「土砂災害の危険性があるため、新たに避難準備情報を出し、避難所を開設しました」

小松寺地区(自宅があるところ)→小松寺会館

 

と、表記されていました。

???

台風が通り過ぎて、雨も上がりだしているのに避難準備情報とは?

地理的にも自宅の場所は洪水も土砂もないような場所なのですが・・

 

と思いつつも、先日のグループホームでの災害の件もありますし、

訓練と情報収集を兼ねて、地区の指定の会館へ行きました。

すると・・

 

 

4

避難者は誰もおらず・・(笑)

 

 

会館の管理者や区長さんや役員の方のみ、みえました。

3

その中に交じりしばらく話をしていると、役所の職員が会場管理のために来られました。

「雨は止んでも、後々で滑り出す事はあるので情報を出しています」

「移動に時間がかかる状態にある方は、避難の準備をしてほしい」とのこと。

 

自宅周辺地区は平地なのですが、少し北に行くとゆるやかな坂や面斜面があります。

そこまで限定的(例えば、小松寺地区北側の傾斜のある地域の皆さまへ等)に地区の指定はできないので、

地区まとめて出しているそうなのですが、雨が止みだして1時間してから避難準備情報が出ると、なんだか体感的には危機感が去った状態なので、???となりがちです。

 

しかしそんな自己判断の先に、災害が起こって手遅れになる事だってあり得ます。

今後も懲りず?に、情報に基づいた行動を心掛けたいと思います。

 

今回はいい訓練、情報収集の機会となりました。

自宅近くの避難所は毛布なし、食料なしでした。

本当に避難する際は、用意して行かなくてはいけないようです。

また、施設のある地区の避難所内の情報も、足を運んで確認しておく必要があると感じました。

そして速報・情報頼りばかりではなく、自分自身の危険予知能力、感覚も磨いておいて、先行した動きもしなくてはと思いました。

行動も用品も「備えよ常に」ですね☆

 

すっかり静けさを取り戻した街の雰囲気の中、2時間後に避難準備情報は解除されました。

役所の災害対策本部の方々、地区の役の方々

地区住民のためにありがとうございます☆

1

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

2016年09月21日 Category:スタッフ日誌