食事介助 (前)

Published by i

自分で食べれなくなった方

食べ方がわからなくなった方

うまく食べれない方

などなど、補う仕事の僕等は、

食べる事のサポートをしたりします。

 

ちなみにいきなり、「介助」ではなく、

あの手この手で、どうやったら自分の力や、

力の一部を引出しながらという事を皆で意識しています。

 

そんな食事介助ですが、食事中に寝てしまう方がみえます。

食事というものは、姿勢や意識や機能など、

食べるに向かうという事は、いろいろな要素を整えないといけないのですが、

後ろにもたれたり、傾いて寝ている、うつらうつらしていると

食べる、食事介助というのは、時に危険な事に向かってしまったりする

可能性を高くします。

詰まって窒息 とか 誤嚥して肺炎だとか・・

 

ですので、職員みな工夫して目を覚ますようにアプローチしながら

食事を口に運ぶ工夫、努力をしています。

それでも、なかなかはっきりしない時が多いので、

結果時間が1時間以上かかってしまう事もしばしば。

 

なんとか一工夫せねば・・です。

 

ちなみに自分は、

とんにかく姿勢を整える。

クッションを詰めるなどして、後ろにもたれないような姿勢。

足の裏が地面や足置きにしっかり設置するように。

 

本人の状態によっては、丸椅子に座ってもらうと、

自分自身で姿勢を整える事ができる方もいるので、

「離れない」「横や後ろに倒れない工夫」をしながら、

短時間で単座位で食事に集中してもらう環境設定を作ったりします。

丸椅子は、それでも途中から目を閉じられていく時があるので、

転倒しないように注意は必要ですが。。。

 

そんな環境といいますか、姿勢を整えるのがまず基本です。

 

さて、その次のポイントは次の記事で☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

IMG_4822

先日のドライブで。

「バイバイまた来るからね~」

 

本人は忘れてしまっても、僕等が忘れないように

約束を守るためのサポートもせねばね☆

 

 

 

2018年10月23日 Category:スタッフ日誌