36と64

Published by sato

こんにちは、クラブ滝子の山本です。

朝夕が日々寒くなってきています、皆様風邪はひかれていませんか?


寒くなると布団から出にくくなるので嫌だなぁーと思いつつ、紅葉がぐっと綺麗になる頃なので、利用者さんとどこに行こうかとワクワクします!

先日、送迎の帰り道に車のラジオから流れてきた言葉に、素敵だなぁと感じたので、ブログを書きました!

人間、泣く時はシクシク泣きます。人間、笑うときはハハハ!と笑います。
人生で泣くと笑う、どちらが多いでしょうか?
人生を100とすると、泣くは4×9=36、笑うは8×8=64です。
数にすると足して100!
人生笑うことのほうが多い、そんな幸せな人生でありたいですよね。

なんたかオヤジギャグみたいだなーと思いながらも、ラジオにほっこりしました。

クラブでは、十人十色の利用者さんが集まって食事のメニューを決め、買い物に行き、ご飯を作り、片付け、お茶を飲んで、一緒に出かけます。
皆さん生まれた環境も、育った環境も、考え方も、料理の仕方も、好きなものもバラバラです。
ましてや、脳の病気に対しての理解などはとても難しく、それはそれは…毎日が戦場(スタッフにも、利用者さんにも)です。

かなりキツい言葉が飛び交うこともあります。
けれど、その言葉をいかにして笑いに替えるかを、今試行錯誤しています。

クソババア!と言葉が出れば、全員がババアだったと笑えるように。
靴下を手に付ける方がいれば、一緒に手につけて踊ってみたり。
ザルを持ち歩く方がいれば、ドジョウすくいをやってみたり。
服を重ね着する方がいれば、利用者さんの服を拝借してファッションショーにしてみたり。
叫ぶ方がいれば、一緒に叫んでやまびこの真似をしてみたり。

皆さんでバカみたいー!と笑いあえるように、一瞬でもクラブで過ごす時間が楽しいと思ってもらえればいいと、毎日バカばかりやっています。

64の笑う時を少しでも感じてもらえる、クラブ滝子でありたいなぁと思います。

 

小規模多機能・クラブ滝子  山本裕子

2014年11月10日 Category:スタッフ日誌