Nさんの入浴支援
皆さん、お久しぶりです。
一階職員の山本です。
いつもこのブログを読んで頂きましてありがとうございます。
だんだんと寒くなってきましたが、体調の方は大丈夫でしょうか?
これから冬に向けてもっと寒くなると思いますので、皆さん、体調管理には十分に気を付けて下さいね。
さて、今回、僕がブログを書くきっかけとなったのが、皆さんもご存じの方が多いと思われますが、入居者Nさんの入浴支援についてがきっかけです。
Nさんは入浴はするものの頭を洗うことが難しく、嫌がって出来る時がほとんどありません。
頭を洗おうとすると、機嫌が悪くなってすぐに怒ってしまいます。
四ヶ月ぐらい前までは、入浴すると嫌がりながらも頭を洗うことはちゃんと出来ていました。
しかし夏場に入る頃になると、だんだんと頭を洗うことの回数が減っていき、夏場を過ぎると、頭を洗うことが出来なくなってしまいました。
最近の、僕がNさんに対する入浴支援の声掛けを振り返ってみると、入浴して身体は自分から毎回洗ってくれます。
「頭、洗う?」とNさんに声を掛けると「頭はええよ。まあええ、まあええ。」と言われてしまったため、いつもすぐに諦めてしまう自分がいました。
その理由として、Nさんの機嫌が悪くなってしまうのを恐れている自分がいたからなのかもしれません。
Nさんの入浴支援に自信を失っていた時もありました。
そんな時、つい先日の話になります。
「僕ら支援する側がそんなことじゃ駄目だ!」と自分の中で思い、Nさんの入浴支援に最後まで諦めずに頑張ろうと決意しました。
その結果、Nさんの入浴支援に携わり、身体を洗い終え、頭を洗ってもらえるように声掛けを行いました。
「頭も少し汚れてるし、ちょっと臭うから頭も洗ってあげようか。」とNさんに声を掛けると、浴室でお湯に浸かったまま、Nさん自ら頭を出してきてくれたので、「ここだ!」と思い、全体的にキレイには洗えなかったものの、久々にNさんの頭を洗うことができました。
その後は、機嫌が悪くなるのが、しばらく続きましたが・・・。
Nさんの入浴支援について今自分が思っている事は、その日は機嫌が良くてその流れで偶然に頭が洗えたのかもしれません。
けど、今は偶然であってもこれからはその偶然が当たり前になるようにNさんの入浴支援をしていかなければなりません。
それが僕ら支援する側の仕事だと感じております。
またNさんの入浴支援を今まで携わってきてとても良かったと思います。
これからも大変になるとは思いますが、全力で頑張っていきたいと思います。
Nさんだけではなく、他の入居者の方々にも目を向けて支援していきたいと思います。
長いブログを読んで頂き、ありがとうございました。