小さな協力者☆

Published by i

IMG_6054

 

2階のリビングの窓から話しかける入居者さん。

「おじょうちゃん何歳?何年生?」

前の家で遊んでいる子供に話しかけられています。

 

距離があるので、子供達は声+身振り手振りで伝えてくれます。

ありがたいですね☆

 

滝子の施設は、メインの生活空間が道路のすぐ脇なので、

自然と行きかう方々やご近所との接点が持てる事があります。

 

予定的で協力的なボランティアの方々もありがたいのですが、

暮らしの中での自然な接点により、暮らしの豊かさが増えるのは

とてもありがたい事です。

 

意図的な施設の設計もありますが、

自然な交流の機会感謝☆です。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2022年09月15日 Category:スタッフ日誌

引き出し

Published by i

IMG_5939

いつもの生活支援の場面です。

 

有する能力に応じ、自分の事は自分でできるように・・

応援していますが、ついついマンネリ化してしまう事があります。

写真のように、「食べる」事の必然的な行為をできるように

応援する事はできていますが、その他の生活行為は職員でついつい

代行してしまう事があります。

IMG_5935

 

IMG_5961

 

時間の都合や職員の手間やら、いろいろありますが、

引き出しの場面は暮らしの中でたくさんあります。

能力に応じてが基本ですが、いつもやっていない行為や、

職員で行っている行為を、あの人この人にふってみると

新たな発見といいますが、有する能力の把握へ繋がって

いくと思います。

 

「新たな発見」とは失礼かもですね。

「あなた達がやらせてくれないだけでしょ!」

と言われないように、あの人この人に

あんな事やこんな事を依頼してみるのも

いいかもしれませんね☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2022年09月07日 Category:スタッフ日誌

立ち位置

Published by i

 

IMG_5678

 

入居者、利用者との外出時、

道中や交差点での立ち位置や周りに対する意識が変わってきています。

 

昨今、ニュースによくある、アクセルブレーキの踏み間違えや、

運転中の体調不良、確認不足等々による、通行人への突っ込み

による、死傷者のニュースをよく目にします。

 

一般的に自分の事を自分で守れる方々におかれても、

想定外の外部からの突っ込みには対処しにくく、

結果的に死傷している事から、私たちの対対の方々は、

そのような際により身を護る事ができないのは想像できます。

 

ですので、その方々への外出支援の注意点が以前より、

高度になっていかなければいけないのだと思います。

 

なるべく車道から離れたところに場所取り。

常に周りの車の動きに注視。

車が突っ込んできたと想定した自分の動き。

とっさには動けなくても、身を挺して守れるような立ち位置。

などなど、外出支援時の私たちの意識の変革が必要な

時代になってきていると思うのです。

 

社会の状況に合わせて、自分達の意識と行動も

変化させていかねばですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2022年08月31日 Category:スタッフ日誌

エネルギー発散

Published by i

IMG_5489

昔新聞をとっていた方なのですが、

時々、「新聞をとっている事」に戻ってしまわれます。

今は「とっている新聞」はないので、

「盗られた」となってしまう事が多いように思います。

 

そんな事を言われるある日、

「ありますよ」「ポストに入ってましたよ」

と、古新聞を渡してみました。

 

盗られた?と思っている新聞が現れると、

次のやりとりが始まります。

「この前の日のは?」

1日前の新聞を探し出して渡すと、

「もう1日前の新聞は?」

と次々確認事項が続きます。

 

「盗られた!」というマイナスの感情の

エネルギーの発散や受け止めが必要なのでしょうが、

「盗られてない」といわんばかりに

新聞の現物が現れるので、ますます

マイナスの感情のはけ口がなくなって

猜疑心は深まっていく感じになりました。

「何かおかしいな?」

現物がでてきても「納得できない」

そんな感じです。

 

 

受容、共感して

「それは大変です」とマイナスの感情を

共にした方が落ち着きは早かったのかもしれませんね。

 

時間と共に落ち着かれましたが、

状況に適した発散の方がいいかもしれませんね。

次は受容、共感で対応してみたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

 

 

2022年08月24日 Category:スタッフ日誌

力よ寄せて☆

Published by i

IMG_5440

 

今年もお盆の時期になりました。

出勤時の車の少なさが体感、実感させてくれます。

 

話題で「お盆」や「終戦」などの話を振る事もありますが、

記憶障害や日時の見当がつきにくい皆さまにとっては、

継続した「お盆」感は難しいようで、

いつもの暮らしぶりに近い日々となっております。

 

でも、皆で助け合いながらこの暑いお盆を乗り切って

いきたいと思います。

 

写真は、

立てない車いすの方と

右手しか使えない方とが、

洗濯干しを苦労してされている所へ、

体は人一倍お元気な方が、助けに入った場面です。

 

皆さまが補い合いながらの暮らしを

調整したり、補い合いの足らないところを

スタッフ側で補いながら、暮らしを

継続していきたいですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2022年08月14日 Category:スタッフ日誌

気合☆

Published by i

DSCN8533

この方、足を痛められ、痛み止めを飲んでいたのですが、

その関係で、大好きな夜のお酒もストップしていました。

 

少なくとも1ケ月以上かかると思われた症状ですが、

2週間後の経過確認の受診でほぼ完治。

医師もその状態と本人の「痛くない!」の気迫に押され、

「夜のお酒」も解禁になりました☆

 

病は気からですね。

酒を楽しみたい一心で、

治ってしまったのではないでしょうか。

 

高齢だろうが、

認知症であろうが、

好きな事があるって大切♪

自分もそうでありたいですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

2022年08月08日 Category:スタッフ日誌

味気無さ

Published by i

IMG_5075

コロナウィルス第7派の影響がチラホラみえ始めました。

そんな中、滝子の施設の利用者、入居者で陽性になった方は今だゼロ。

クラスターがおきやすい環境なだけにありがたい話です。

ひとえに職員のみなさんの意識や行動の賜物だと思います。

 

とはいっても、症状が「怪しい・・」となり

PCR検査を行う入居者さんが出ました。

検査結果出るまでの間(翌日)

念には念をという事で、フロア内の動き、

ご本人の動きを可能な範囲で縮小して結果を

待つ事にしました。

 

いつもの食事は、皆さんの有する能力に応じ、

自炊をさせて頂いていましたが、万が一を考え、

職員による「提供型」の食事とさせて頂きました。

写真はその状況です。

活気があまり感じられない生活空間。

 

全員認知症で記憶障害があるとは言っても、

日ごろの体感がしっかり残っています。

「何かやるよ」

「やる事あったらいってね」

調理でやる事が少ない状況の中、

手持ち無沙汰でそんなコメントをよく聞きました。

 

やはり人は能動的な生き物ですよね☆

できる事をやり続けるって大切。

 

翌日、「陰性」との結果が出て、

日常生活は再開されています。

2日ほどの短い間とはいえ、

職員による提供型の食生活は

なんとも味気ないものでした。

職員、入居者ともそう感じていたのだと思います。

 

自分達の事は自分達で。

続けていきたいですね♪

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

入居者のみなさんの力を発揮して頂かないと、

いろいろ時間がかかるんですよ。。。

特に食器洗いや食器拭き、収納の後片付け。

職員による「あれこれ提供型」は流れが悪い!

 

 

 

2022年08月03日 Category:スタッフ日誌

記憶より体感☆

Published by i

DSCN8535

 

ブログ更新タイミング遅れました。

すみません!

 

皆さま暑い夏、変わりなくお過ごしでしょうか?

滝子の施設の皆さまも元気に暮らしてみえます。

 

さて、土用の丑の日に「うなぎ」食べられました?

もちろんこちらでも食べました☆

時々好きでない方もみえますが、個人的には大好きです。

高いのでなかなか食べれませんが。汗

 

写真は出前のうなぎ弁当を食べられているものですが、

施設の皆さま、いつも以上にモリモリ食べられていました。

「おいしい~」との声と、満足そうな顔を見られてよかったです。

 

しかし、片づけが終わり30分もすると。。。

「今日ごはん食べたか?」

「まだたべとらんよ」

と言われる方がほとんど。

 

「何か食べたけど、何を食べたか忘れちゃった」

という方が1名

 

「うなぎ食べたよ」

という方が1名

 

・・・

 

いいんです。いいんです。

忘れちゃってもいいんです☆

 

その「おいしい~」と「食べとらん」の

ギャップにめげず、その瞬間瞬間を大切にしていきたいですね♪

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2022年07月24日 Category:スタッフ日誌

「季節感」

Published by i

DSCN8415

 

DSCN8417

 

滝子の施設には、種々様々な

「手ぬぐい」がたくさんあります☆

 

それぞれの「季節感」を感じて頂くために、

その時期に合わせた手ぬぐいを皆で相談しながら

セレクトして額に入れて飾っています。

 

カレンダーによって数字的に月や季節を確認する事もありますが、

手ぬぐいの「絵」や「柄」から想起したり、感じたりする事も

生活の中での大切な機会なのでは?と思ったりします。

 

視覚的に目で楽しめたり、感じたりする仕掛けも

意識して使っていけららと思います。

 

ここからの季節のイメージは何ですか?

「鮎」「花火」「海」「かき氷」「せみ」・・・

皆で夏を感じていきたいですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2022年07月13日 Category:スタッフ日誌

第7派??

Published by i

IMG_4319

 

IMG_4265

利用者、入居者によるい社会生活の取戻しを

少しづつ行っている昨今ですが、

再びコロナの感染者が急増してきました。

 

BA・5への置き換わりが進んでいるのも原因との事。

すぐに、「外出や買い物を中止!」

とは決めていませんが、情報を集めつつ、

以前とは異なる対応や方向性を出さねばならない

タイミングです。

 

重症化率は低くとも、コロナはコロナ。

職員が感染しても、

入居者利用者が感染しても、

その影響は大きいものになります。

 

社会参加の維持と、感染対策。

どこで折り合いをつけるか。

悩み多き現場です。

 

感染対策の基本の徹底と

情報収集、分析を行いながら、

第7派を乗り越えていきたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2022年07月07日 Category:スタッフ日誌