猛暑にマケルな☆
猛暑続きの名古屋です。
皆さまのところは大丈夫ですか?
「冷たいものでも飲みに行こう!」
入居者さんの一声で喫茶店に行く事に。
暑い時に、冷たいものが飲みたくなるのは
誰だって一緒です。
冷やさない方がいいのは分かっていても、
時々はねぇ。。。
外は猛暑。
37度くらい。
近場なので、気のもせずに目的地へ。
飲み散らかしてきました。笑
おひとりは便秘中なので、
「マスターのおすすめのおいしいミルクが入りました」
とご案内したら「それ飲みます!」となりました。
しめしめ。
感染の状況を見ながら、
暑い夏を閉じこもらずに乗り越えていきたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井真治
「最近の出来事☆彡」
日中は皆様が活動されることが多いので
床が結構汚れています。
夜間、中々すぐに寝付けない方が
一緒に掃除をして頂きました。
とても助かりました。
ありがとうございます☆彡
掃除がひと段落した後は、日によってはビールを提供して
野球観戦が好きなのでラジオで聞きながら応援をしています。
ビールを飲みながらの応援は、
特に中日が勝つと
「ビールが上手いなぁ~最高だなぁ~☆彡」
気分も良くにこやかな表情されています。
日中は時々散歩をしています。
普段は他の入居者様と歩いているので
その方に合わせて歩いているのですが
とても体力がある方なので
マンツーマンで歩いてみました。
歩くペースが速く、一時間くらい歩き
途中近くのスーパーでトイレに行くことはありましたが、
本人様あまり疲れた表情はなく、戻りました。
道中はこの時期は紫陽花が咲いていて、
表情はとても晴れ晴れしていました☆彡
夜間は時々混乱や不安で中々寝付けない日がありますが、
少しでも気分が晴れ晴れすることが増えるように
今後も取り組みたいと思います。
グループホーム職員 古賀 俊樹
ズレ
不本意ながら、脳の調子が悪くなると色々な「ズレ」が発生します。
僕等の見えているもの聞こえているものなどの「僕等の現実」と、
脳の不調により、同じ空間にいても異なる風景に見えたり、
異なる人に見えたり思えたり、異なる状況に置かれていたりなど、
僕等の現実とは異なる世界が作り出される場合があります。
写真の状況は、こちらからの話は伝わらないので、
本人に自由にして頂いた所、
自分で台所へ行き、目にとまった洗ったグラスを
再び洗われている場面です。
本人なりの世界観があるものです。
その「ズレ」は修正するより受け入れ、
寄り添う事が大切だと思うのです。
職員が利用者入居者側の世界へ飛び込むか、
職員側に利用者入居者が戻ってくるようにアプローチするか。
答えは明白。
脳の調子が悪い方に対し、
「脳の調子を治して、
僕等の現実に戻ってきて下さい」
というのは酷なもの。
もちろん戻る場合もありますが。
僕等の仕事は、ズレた世界に飛び込み、
その世界を受け止めようと努力する事、
理解しようと努力する事。
分からなくても、分かろうとする姿勢。
そんなのが大切なのだと思います。
よく分からない事は多いですが、
その方の世界に思いを馳せてみて、
合わせていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
成功体験☆
「どういった対応がいいんですかねぇ?」
職員からのお悩み相談がありました。
回答なんてできるわけではありませんが、
分の実践も交えながら、
方向性を一緒に考えました。
次の日の朝、実践した事がうまくいったみたいです。
こんなメールが届きました。
「アドバイスを意識して〇〇さんと雑談交えながら食事お出ししたところ、
ご機嫌良く全量食べてもらえました!
心を整える事がいかに大事か身に沁みました。
このところうまくいってなかったので本当に嬉しかったです。
お陰様で初心に戻れた気がします。
これからもアプローチを続けたいと思います。
ありがとうございました!」
☆!!☆
なんともまぁ、嬉しいメールではありませんか♪
一緒にステップアップできる事の嬉しさもありますし、
うまくいった時の成功体験は、介護現場にとって、
とても大切な経験ですよね☆
こんな素直な感想を述べる事ができる
職員さんも素敵☆
一緒に悩みながらステップアップしていきましょうね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
社会と繋がっていきる
外に出ようか
コロナウイルスにより、2年以上の長い間、
「社会と繋がって生きる姿」を失いかけている介護施設。
自分で自分の身を守り切る事ができない認知症という状態にある方々を、
罹患のリスクから遠ざけたり、集団感染が発生しないように、
外との接触の機会を減らしていますが、
国民も動き出している今、
介護施設も感染対策を行いながら、
社会参加の機会を取り戻すタイミングに
きているのではないでしょうか。
人は社会と繋がっていきる生きものですからね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
地域密着
地域密着サービスの良さは、
「土地勘」を活かせる事もあります。
散歩で外出すると、
「ここをもう少しあっちに行って・・」
「タバコ屋の角を曲がったところの長屋に・・」
「前の道は少し広くて・・」
と、以前住まれていた住まいの情報をリアルに
語っていただけました。
ホームの中では語られる機会がなかなかない、
本人の記憶や暮らしの情報です。
新たな本人の有する能力の発見にドキドキします。
脳の中に眠っている視覚的な情報を引き出すきっかけは
「見慣れた風景」なんでしょうね。
そんな場面を引き出せる地域密着サービスの
特性を活用していきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
グループホーム
フロア会議にて、グループホームの仕事について
再確認、共有しました。
事業の正式名称は「認知症対応型共同生活介護」
この名称に私たちの仕事の目的が示されています。
「認知症」という状態の方に、
「対応」できる職員や環境があり、
「共同生活」を送って頂けるように
「介護(私たちの仕事)」をくっつけています。
私たちが、認知症という状態の方々にくっつき、仕事をする事で、
関係性を調整し、自分の事が自分でできるといった「共同生活」
が営めるように仕事をしないとですね☆
そのためにも、「認知症」が何なのか知り続け、
個々人の事も知っていかねばですね。
認知症や個人の事を知っていかねば、
認知症「非」対応型になってしまいますので。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井真治
生活の取戻し
不本意ながら脳や体の不具合により、
自分の力だけでは「生活」を営む事が難しくなられた方々。
僕等がくっつき応援する事で、「生活」の取戻しを目指しています。
一緒に頑張りましょう☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
やる気スイッチ
別の方に、玉ねぎカットお願いしたものを
自分の方へ引き寄せ、カットし始めたIさん。
作業に関してはとんちんかんな事が多く、
普段は調理や洗濯たたみなど、
ほとんどされる事はありません。
一応、セッティングしますが、
できずじまいで、
職員で代行する事がほとんどです。
でも写真のとおり、
自分の判断と意思と能力の発揮により
たまねぎカットをやりきりました。
人の可能性は決めつけてはいけませんね。
なかなかスイッチが入らなかったり、
やりきる事が難しい事もたくさんありますが、
このような、ふとした瞬間の心身の動きを
大切にしていきたいです☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今年は梅雨入りが早いとか。
いい天気の時に活動量をUPしていきたいですね☆
ストーカーケア
久しぶりの小規模多機能での勤務時の事。
現在連泊中の利用者さんが夕食後に
「ちょっと近所の友達のところへ行ってくる」
との事で一人で外へ出られました。
迷子や転倒のリスクは少ない方だとはいえ、
要介護の状態にはある方なので、
さすがに一人では・・
と思い、久しぶりの「ストーカーケア」を実施しました。
同じような路地を3ケ所、4ケ所、
時々表札を確認しながら、友人宅を探されていました。
なかなか目的地へたどり着けないようです。
15分くらい歩いたところで、
引き返し始めたのですが、そこで
見た風景に見覚えがあったようです。
表札を確認すると、玄関からそこの住民に
声をかけられました。
「〇〇って明日ある?」
「10時半に始まるんなら、
10時15分くらいに来るわ」
そんな会話を、家の横から盗み聞きさせて頂きました。
そのあと、宿泊中の施設方面へと戻り始めたので、
自分も別ルートで先に戻り、
フロアへ申し送りました。
ストーカーケアにて得た情報からは、
交友関係、方向感覚や歩行能力、
過去の情報の引き出しや、
翌朝までの記憶保持能力等様々な情報が
得られました。
ただ、やはり、
後ろからついていったり、
写真を撮ったりと、とても怪しい自分。
時々通過する近隣住民の人には、
どう見えてたのでしょうか?
まっ、そこは仕事と割り切ってやるしかないですね。
「ストーカーケア」
の認知が地域住民の方々にも広まりますように。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
翌日、小規模の主任より、
「言い忘れていましたが、GPSシューズを
活用し始めているので、一人で出てもらっても
大丈夫ですよ」
・・・って、早くゆってよ!
いや、情報収集していない自分がいけないのか!
とほほ。
ストーカーケア VS ハイテク の勃発ですな☆