住民としての生活再構築へ

Published by wada

 

今日は暑かったね。初夏というより夏やったね。

そんな暑い日にもかかわらず、数百メートル先の市場まで買い物に出かけていますが、今日わかったことがあります。

うちから市場までは南北の一直線なんやけど、午前中は陽が燦々と当たる日向道路。ところが15時を回ると住宅が西日をさえぎり南北に走る一直線路は一気に日陰になり、心地よい風が吹き抜ける「買い物には最適な道や」ってことがわかった。

合わせて、午前中はまばらだった人々の往来も夕方は涼風に誘われるかのように一気に増え、それなりにひと気のある道になるんやということもわかった。

しかもこの辺りは下町で高齢者が多い街=昔からのつながりが残っている街なんで、まあ人々が言葉を交わすこと交わすこと。

ご近所の方が市場まで一緒に歩いてくれて、この辺りのことをいろいろ教えてくれた。

うちの入居者や利用者も、昔からの知り合いに出会ったり、見知らぬ人からご挨拶を受けたりで、徐々にこの町の住民と化してきている。

今日は、カラオケ喫茶を見つけ、カウンターで食える鮨屋を見つけた。

見つけたっていうのは、マスターと話をつけられたってことで知り合いになれたってこと。

開設して三週間弱。

市場や喫茶店に加え、理美容院、鮨屋、銭湯、カラオケと「必要に応じて生活圏を広げていく」が、強い見方が増えてきた。

桜満開の時には市バスに乗って花見に行ったが、入居者・利用者が願えば、次はバスと電車を乗り継いで遠出だ。

僕の私生活で言えば、見知らぬ土地に移り住んで生活に必要な行動を通しているうちに知り合いが増え、そこからまた知り合いが増えてきたようなものである。

この生活ロード数百メートルの間に、休息できるベンチを置いてくれる住民の方を当たっているが、それも光明が差してきている。

9年ぶりに現場に出て2日目。ほんのちょっとしか携わっていないが、まあ疲れた疲れた・・・毎日買い物に出かけている婆さんのほうがよほど元気である。

めっちゃ気を張っているためやろうけど、目が疲れまくった。

いろんなことがあった開設3週間やけど、僕的にはいい感じですすんでいるなって思ってるし、職員さんたちが一生懸命婆さんに向き合ってやってるのが嬉しい。新卒者も逞しくなってきた。

そのうち皆さんのお力添えを得て、映像をお届けできるのではないかと思う。楽しみに待っててくださいませ。

とりとめのない文章はくたびれているからか能力からか・・・おやすみなさい

 

 

 

 

 

 

2012年04月25日 Category:和田行男の「波の女」とともに