気合☆
この方、足を痛められ、痛み止めを飲んでいたのですが、
その関係で、大好きな夜のお酒もストップしていました。
少なくとも1ケ月以上かかると思われた症状ですが、
2週間後の経過確認の受診でほぼ完治。
医師もその状態と本人の「痛くない!」の気迫に押され、
「夜のお酒」も解禁になりました☆
病は気からですね。
酒を楽しみたい一心で、
治ってしまったのではないでしょうか。
高齢だろうが、
認知症であろうが、
好きな事があるって大切♪
自分もそうでありたいですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
味気無さ
コロナウィルス第7派の影響がチラホラみえ始めました。
そんな中、滝子の施設の利用者、入居者で陽性になった方は今だゼロ。
クラスターがおきやすい環境なだけにありがたい話です。
ひとえに職員のみなさんの意識や行動の賜物だと思います。
とはいっても、症状が「怪しい・・」となり
PCR検査を行う入居者さんが出ました。
検査結果出るまでの間(翌日)
念には念をという事で、フロア内の動き、
ご本人の動きを可能な範囲で縮小して結果を
待つ事にしました。
いつもの食事は、皆さんの有する能力に応じ、
自炊をさせて頂いていましたが、万が一を考え、
職員による「提供型」の食事とさせて頂きました。
写真はその状況です。
活気があまり感じられない生活空間。
全員認知症で記憶障害があるとは言っても、
日ごろの体感がしっかり残っています。
「何かやるよ」
「やる事あったらいってね」
調理でやる事が少ない状況の中、
手持ち無沙汰でそんなコメントをよく聞きました。
やはり人は能動的な生き物ですよね☆
できる事をやり続けるって大切。
翌日、「陰性」との結果が出て、
日常生活は再開されています。
2日ほどの短い間とはいえ、
職員による提供型の食生活は
なんとも味気ないものでした。
職員、入居者ともそう感じていたのだと思います。
自分達の事は自分達で。
続けていきたいですね♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
入居者のみなさんの力を発揮して頂かないと、
いろいろ時間がかかるんですよ。。。
特に食器洗いや食器拭き、収納の後片付け。
職員による「あれこれ提供型」は流れが悪い!
記憶より体感☆
ブログ更新タイミング遅れました。
すみません!
皆さま暑い夏、変わりなくお過ごしでしょうか?
滝子の施設の皆さまも元気に暮らしてみえます。
さて、土用の丑の日に「うなぎ」食べられました?
もちろんこちらでも食べました☆
時々好きでない方もみえますが、個人的には大好きです。
高いのでなかなか食べれませんが。汗
写真は出前のうなぎ弁当を食べられているものですが、
施設の皆さま、いつも以上にモリモリ食べられていました。
「おいしい~」との声と、満足そうな顔を見られてよかったです。
しかし、片づけが終わり30分もすると。。。
「今日ごはん食べたか?」
「まだたべとらんよ」
と言われる方がほとんど。
「何か食べたけど、何を食べたか忘れちゃった」
という方が1名
「うなぎ食べたよ」
という方が1名
・・・
いいんです。いいんです。
忘れちゃってもいいんです☆
その「おいしい~」と「食べとらん」の
ギャップにめげず、その瞬間瞬間を大切にしていきたいですね♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「季節感」
滝子の施設には、種々様々な
「手ぬぐい」がたくさんあります☆
それぞれの「季節感」を感じて頂くために、
その時期に合わせた手ぬぐいを皆で相談しながら
セレクトして額に入れて飾っています。
カレンダーによって数字的に月や季節を確認する事もありますが、
手ぬぐいの「絵」や「柄」から想起したり、感じたりする事も
生活の中での大切な機会なのでは?と思ったりします。
視覚的に目で楽しめたり、感じたりする仕掛けも
意識して使っていけららと思います。
ここからの季節のイメージは何ですか?
「鮎」「花火」「海」「かき氷」「せみ」・・・
皆で夏を感じていきたいですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
第7派??
利用者、入居者によるい社会生活の取戻しを
少しづつ行っている昨今ですが、
再びコロナの感染者が急増してきました。
BA・5への置き換わりが進んでいるのも原因との事。
すぐに、「外出や買い物を中止!」
とは決めていませんが、情報を集めつつ、
以前とは異なる対応や方向性を出さねばならない
タイミングです。
重症化率は低くとも、コロナはコロナ。
職員が感染しても、
入居者利用者が感染しても、
その影響は大きいものになります。
社会参加の維持と、感染対策。
どこで折り合いをつけるか。
悩み多き現場です。
感染対策の基本の徹底と
情報収集、分析を行いながら、
第7派を乗り越えていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
猛暑にマケルな☆
猛暑続きの名古屋です。
皆さまのところは大丈夫ですか?
「冷たいものでも飲みに行こう!」
入居者さんの一声で喫茶店に行く事に。
暑い時に、冷たいものが飲みたくなるのは
誰だって一緒です。
冷やさない方がいいのは分かっていても、
時々はねぇ。。。
外は猛暑。
37度くらい。
近場なので、気のもせずに目的地へ。
飲み散らかしてきました。笑
おひとりは便秘中なので、
「マスターのおすすめのおいしいミルクが入りました」
とご案内したら「それ飲みます!」となりました。
しめしめ。
感染の状況を見ながら、
暑い夏を閉じこもらずに乗り越えていきたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井真治
「最近の出来事☆彡」
日中は皆様が活動されることが多いので
床が結構汚れています。
夜間、中々すぐに寝付けない方が
一緒に掃除をして頂きました。
とても助かりました。
ありがとうございます☆彡
掃除がひと段落した後は、日によってはビールを提供して
野球観戦が好きなのでラジオで聞きながら応援をしています。
ビールを飲みながらの応援は、
特に中日が勝つと
「ビールが上手いなぁ~最高だなぁ~☆彡」
気分も良くにこやかな表情されています。
日中は時々散歩をしています。
普段は他の入居者様と歩いているので
その方に合わせて歩いているのですが
とても体力がある方なので
マンツーマンで歩いてみました。
歩くペースが速く、一時間くらい歩き
途中近くのスーパーでトイレに行くことはありましたが、
本人様あまり疲れた表情はなく、戻りました。
道中はこの時期は紫陽花が咲いていて、
表情はとても晴れ晴れしていました☆彡
夜間は時々混乱や不安で中々寝付けない日がありますが、
少しでも気分が晴れ晴れすることが増えるように
今後も取り組みたいと思います。
グループホーム職員 古賀 俊樹
ズレ
不本意ながら、脳の調子が悪くなると色々な「ズレ」が発生します。
僕等の見えているもの聞こえているものなどの「僕等の現実」と、
脳の不調により、同じ空間にいても異なる風景に見えたり、
異なる人に見えたり思えたり、異なる状況に置かれていたりなど、
僕等の現実とは異なる世界が作り出される場合があります。
写真の状況は、こちらからの話は伝わらないので、
本人に自由にして頂いた所、
自分で台所へ行き、目にとまった洗ったグラスを
再び洗われている場面です。
本人なりの世界観があるものです。
その「ズレ」は修正するより受け入れ、
寄り添う事が大切だと思うのです。
職員が利用者入居者側の世界へ飛び込むか、
職員側に利用者入居者が戻ってくるようにアプローチするか。
答えは明白。
脳の調子が悪い方に対し、
「脳の調子を治して、
僕等の現実に戻ってきて下さい」
というのは酷なもの。
もちろん戻る場合もありますが。
僕等の仕事は、ズレた世界に飛び込み、
その世界を受け止めようと努力する事、
理解しようと努力する事。
分からなくても、分かろうとする姿勢。
そんなのが大切なのだと思います。
よく分からない事は多いですが、
その方の世界に思いを馳せてみて、
合わせていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
成功体験☆
「どういった対応がいいんですかねぇ?」
職員からのお悩み相談がありました。
回答なんてできるわけではありませんが、
分の実践も交えながら、
方向性を一緒に考えました。
次の日の朝、実践した事がうまくいったみたいです。
こんなメールが届きました。
「アドバイスを意識して〇〇さんと雑談交えながら食事お出ししたところ、
ご機嫌良く全量食べてもらえました!
心を整える事がいかに大事か身に沁みました。
このところうまくいってなかったので本当に嬉しかったです。
お陰様で初心に戻れた気がします。
これからもアプローチを続けたいと思います。
ありがとうございました!」
☆!!☆
なんともまぁ、嬉しいメールではありませんか♪
一緒にステップアップできる事の嬉しさもありますし、
うまくいった時の成功体験は、介護現場にとって、
とても大切な経験ですよね☆
こんな素直な感想を述べる事ができる
職員さんも素敵☆
一緒に悩みながらステップアップしていきましょうね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
社会と繋がっていきる
外に出ようか
コロナウイルスにより、2年以上の長い間、
「社会と繋がって生きる姿」を失いかけている介護施設。
自分で自分の身を守り切る事ができない認知症という状態にある方々を、
罹患のリスクから遠ざけたり、集団感染が発生しないように、
外との接触の機会を減らしていますが、
国民も動き出している今、
介護施設も感染対策を行いながら、
社会参加の機会を取り戻すタイミングに
きているのではないでしょうか。
人は社会と繋がっていきる生きものですからね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治