「午後の出来事☆彡」
昼食後、リビングにて皆様で掃除を行いました。
机を動かし、ホウキで床を掃いて頂きました。
ご飯食べて皆様眠たい時間ですが皆で協力しながら行いました。
最初あまり乗り気ではないかたもいましたが行っているうちに
「あそこにもあるよ!」と職員の私にも教えてくださり
ホウキでゴミを取った後、モップで綺麗に床を拭いて頂きました。
この日はいつもより床が綺麗になったのではないかなと思います。
皆様ありがとうございました☆彡
掃除の後、コーヒーの時間。
一人の入居者様から「今日は天気が良いね!」と声がありました。
外は秋晴れでホームの周りを散歩に出かけました。
道中は「今日は天気が良いね~!気持ちが良いね~」
と皆様とてもにこやか表情されていました☆
そんな午後の出来事です☆彡
グループホーム職員 古賀 俊樹
八百屋
食支援関係のネタが続いていますが、
今回もです☆
滝子の施設では、現在は昼食がメインになりますが、
「食材」からメニューを決め、自分達の食べるご飯は
自分達で作っています。
メインは肉料理にするか、魚料理にするか。
副菜は何にするか。
汁物はどうするか?
その日その日、冷蔵庫や保管場所に残っている
食材から職員と入居者利用者で相談しながら決めています。
その際に、写真のようにそれぞれの食材を見てもらいながら、
「肉とどれを一緒に炒めましょうか?」
「魚と何を一緒に煮込みましょうか?」
などと、現物を確認しながら決めるといいのでは?
と思っています。
認知症の方々は、それぞれ状態は違いますが、
多かれ少なかれ、
「イメージしにくい」「思い出せない」
という事はあると思います。
そんな方々にとってのイメージのしやすさは、
「現物確認」だとよりいいのではないかと思い、
みなさんのテーブルの前に食材を広げ、
八百屋さんを始めている時があります。
やりとりの楽しい瞬間ですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
台所支援☆
台所の中で調理準備。
(対面キッチンの場合)
「主体的に」
という言葉はよく使いますが、
動ける方にとっての調理の主体的な動きは、
・台所内に立ちコンロで調理や流しで洗い物
・冷蔵庫の中の食材や調味料を出し入れ
するといった、体感が大切ではないかと思っています。
滝子の施設では、そのような台所に立つ、入る場面を
日々見る事ができますが、
それも食に関する主体性の引き出しだと思っています。
「お願いされたからやる」
調理への関わりから、
自分の力を使って自分達が生きるために
必要な事(調理)を主体的に行えるような
応援も大切にしていきたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井真治
えっと・・
食事後の片づけ一コマ。
食器を拭くだけなら、まぁまぁ単純な作業かもしれません。
しかしその後の工程は、以外と頭を使っているのでは
ないでしょうか。
拭きあげた食器を同じ種類に揃える、重ねる(倒れないように)
食器棚を認知する
棚の中にある食器のタイプを把握する
拭いた食器をどこに収納するか見当をつける
揃えたり、倒れないようにしたり、向きを考えて収納する
などなど、ちょっとした暮らしの中の一コマでも、
頭を結構使っているのだと思います。
能力を失わないように
自分の事は自分でできるように
大切にしていきたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
主体性☆
小規模多機能の皆さま
グループホームの皆さま
どのようなサービスであれ、
どのような状態であれ、
「互いに助け合って」
という環境を作り出すのも私たちの仕事です。
人は互いに助け合う事の大切さを知っています。
自然とそのような場面になる場合もありますし、
職員が仕事をする事によって、
助け合う場面ができる事もあります。
職員側から常にお願いし続けるより、
利用者・入居者が自ら「やろかね」と気づき
行動を起こせるようにしていけたら素敵ですね☆
自然と助け合う場面を増やすためには、
日ごろからの「仕掛け」と「積み重ね」に
よるものが大きいように思います。
最初は「お願い」ベースであっても、
「自分達でやる」を習慣化できたら、
「自ら考えて行動」に変わっていく事も起きるはず。
今後も
「お願いしてやってもらう」
から
「自ら考えて行動を起こす」
を目指して工夫していきたいです☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
小さな協力者☆
2階のリビングの窓から話しかける入居者さん。
「おじょうちゃん何歳?何年生?」
前の家で遊んでいる子供に話しかけられています。
距離があるので、子供達は声+身振り手振りで伝えてくれます。
ありがたいですね☆
滝子の施設は、メインの生活空間が道路のすぐ脇なので、
自然と行きかう方々やご近所との接点が持てる事があります。
予定的で協力的なボランティアの方々もありがたいのですが、
暮らしの中での自然な接点により、暮らしの豊かさが増えるのは
とてもありがたい事です。
意図的な施設の設計もありますが、
自然な交流の機会感謝☆です。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
引き出し
いつもの生活支援の場面です。
有する能力に応じ、自分の事は自分でできるように・・
応援していますが、ついついマンネリ化してしまう事があります。
写真のように、「食べる」事の必然的な行為をできるように
応援する事はできていますが、その他の生活行為は職員でついつい
代行してしまう事があります。
時間の都合や職員の手間やら、いろいろありますが、
引き出しの場面は暮らしの中でたくさんあります。
能力に応じてが基本ですが、いつもやっていない行為や、
職員で行っている行為を、あの人この人にふってみると
新たな発見といいますが、有する能力の把握へ繋がって
いくと思います。
「新たな発見」とは失礼かもですね。
「あなた達がやらせてくれないだけでしょ!」
と言われないように、あの人この人に
あんな事やこんな事を依頼してみるのも
いいかもしれませんね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
立ち位置
入居者、利用者との外出時、
道中や交差点での立ち位置や周りに対する意識が変わってきています。
昨今、ニュースによくある、アクセルブレーキの踏み間違えや、
運転中の体調不良、確認不足等々による、通行人への突っ込み
による、死傷者のニュースをよく目にします。
一般的に自分の事を自分で守れる方々におかれても、
想定外の外部からの突っ込みには対処しにくく、
結果的に死傷している事から、私たちの対対の方々は、
そのような際により身を護る事ができないのは想像できます。
ですので、その方々への外出支援の注意点が以前より、
高度になっていかなければいけないのだと思います。
なるべく車道から離れたところに場所取り。
常に周りの車の動きに注視。
車が突っ込んできたと想定した自分の動き。
とっさには動けなくても、身を挺して守れるような立ち位置。
などなど、外出支援時の私たちの意識の変革が必要な
時代になってきていると思うのです。
社会の状況に合わせて、自分達の意識と行動も
変化させていかねばですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
エネルギー発散
昔新聞をとっていた方なのですが、
時々、「新聞をとっている事」に戻ってしまわれます。
今は「とっている新聞」はないので、
「盗られた」となってしまう事が多いように思います。
そんな事を言われるある日、
「ありますよ」「ポストに入ってましたよ」
と、古新聞を渡してみました。
盗られた?と思っている新聞が現れると、
次のやりとりが始まります。
「この前の日のは?」
1日前の新聞を探し出して渡すと、
「もう1日前の新聞は?」
と次々確認事項が続きます。
「盗られた!」というマイナスの感情の
エネルギーの発散や受け止めが必要なのでしょうが、
「盗られてない」といわんばかりに
新聞の現物が現れるので、ますます
マイナスの感情のはけ口がなくなって
猜疑心は深まっていく感じになりました。
「何かおかしいな?」
現物がでてきても「納得できない」
そんな感じです。
受容、共感して
「それは大変です」とマイナスの感情を
共にした方が落ち着きは早かったのかもしれませんね。
時間と共に落ち着かれましたが、
状況に適した発散の方がいいかもしれませんね。
次は受容、共感で対応してみたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
力よ寄せて☆
今年もお盆の時期になりました。
出勤時の車の少なさが体感、実感させてくれます。
話題で「お盆」や「終戦」などの話を振る事もありますが、
記憶障害や日時の見当がつきにくい皆さまにとっては、
継続した「お盆」感は難しいようで、
いつもの暮らしぶりに近い日々となっております。
でも、皆で助け合いながらこの暑いお盆を乗り切って
いきたいと思います。
写真は、
立てない車いすの方と
右手しか使えない方とが、
洗濯干しを苦労してされている所へ、
体は人一倍お元気な方が、助けに入った場面です。
皆さまが補い合いながらの暮らしを
調整したり、補い合いの足らないところを
スタッフ側で補いながら、暮らしを
継続していきたいですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治