風
誰かが動くと、皆動く。
「調理」は複雑なので、様子みながら・・
という事も多いですが、
「洗濯」はシンプルな行為なので、
ちょっとしたきっかけで、
主体的に皆さん動きだされます。
「さぁ、洗濯物干そうかね。たたもうかね。」
そこには、さぁっと 同じ目的に向かって
体と心が動くきっかけの「風」が吹いているのでしょう。
そんな風を吹かすきっかけや、その風に吹かれて、
「やれる」「やれた」「これでいいんだ」
と、体感してもらえている姿を見せて頂けると、
仕事できてるなって思えたりします。
皆で一緒に暮らしを組み立てていきましょうね♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
糸通し
これも女性であればだれでもできる行為だと思いますが、
視力によっては、難易度が高まりますね。
「若いつもりなんだけどね(笑)」
いやいやこれは僕もできません。
誕生日
昨日は利用者さんの誕生日☆
クラブでは毎回ケーキを用意して、
お祝いをさせて頂いております。
1年1年 積みあがっていく人生。
人が生きていくってすごい事ですよね。
次の誕生日も、可能な限り能力の維持を目指しつつ
笑顔で迎えれるように、支援していけたらと思います。
1年後の先の姿を描きつつ、
そこに向かっていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
あっ! 次は自分の誕生日です。
どーでもいいですけど。笑
仕事してる + 若くなくなると、
誕生日の過ごし方って難しくなります~
別れ
別れは突然に。。
という訳ではありませんが、
ぼくらの仕事も色々な別れが時々あります。
お亡くなりになったとき
入院してそのまま戻れなくなったとき
医療行為の必要性が増え、対応できるところへ
娘や息子の所へ引越しに合わせ
などなど
今回は特別養護老人ホームの方へ行く
との事で、サービス利用が終わる方がみえます。
いざ別れとなると、
もっといい方法はなかったか
ああすれば良かったのではないか
ここでよかったのか
色々な思いがよぎります。
後悔とかはありませんが、
専門職としての使命を実践できたのか
自問自答する機会でもあります。
移動の日の昼食は寿司をとり、
皆で「お疲れ様&ありがとう会」を行いました☆
また会う機会があるといいのですが、
どうか、向こうでも頑張ってくださいね。
本当に色々ありがとうございました。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
1ケ月ごしの・・
9月上旬から利用開始となったOさん。
(9月22日の記事の方)
なかなか難易度が高く、毎日訪問を朝夕するだけでこちらも手一杯。
なかなか仕事をさせてもらえないので、結果的にご本人さんの体調、
生活レベルが下がりかけているように感じました。
それでもめげず、ご本人のためにと、怒られても追い返されても
毎日通い続けて約1ケ月。
「風呂行ってみようか」
と声をかけてもらえました。
もちろんすぐ段取り進め、
時間と手間をかけながら、なんとか外へ連れ出して、
小規模多機能へ通い、入浴、食事をする事ができました。
いやぁ~ なかなか関り甲斐のある方です。
一筋縄ではいかないので、エネルギーと時間を
結構費やしますが、今回の外出、風呂をきっかけに
、何か良い方向に変わればいいなと思っています。
どこも受け入れは難しいようなので、
「継続」できる事を大切に、無理せず、
行政や医療機関と連携を図りながら、
暮らしをサポートしていきたいと思いますが、
最近、「1ケ月ごしの」という難易度の高い
関わりの難しい利用者さんが、続いていますので、
「継続」を念頭にぼちぼちやっていきたいと思います。
対応の難しい方のケアがうまくいった時の
達成感は格別なものがあります☆
きっと2歩下がるけど、それでも1歩前進ですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
えっ!? 海外に波及?
こんな記事をみつけました。↓↓
お年寄りのウエイターが料理を運んでくる。
お客と会話をする様子を映し出し、時にはいろいろなゲームにも挑戦する。
ただそれだけのバラエティー番組が中国で大きな話題になった。
中国メディア魯網がこのほど、「なぜ、これほど多くの人が涙するのか!」と番組を特集している。
実は、この番組の人気の秘密は、なんとウエイターが全員「アルツハイマー型認知症」の患者なのだ。
平均年齢70歳以上のウエイターは注文を忘れてしまうし、
時には自分で招待したお客さえ、来店時には忘れてしまう。
しかし、「忘れられないレストラン」というタイトルも示すように、
このバラエティー番組は視聴者に忘れられない印象を残している。
自分で招待した親しい友人の顔を一時は忘れてしまってはいても、
名前を聞き、しばらく会話をするうちに突然記憶がよみがえり、
互いに抱き合い涙を流す。
「アルツハイマー型認知症」患者でもあるウエイターと、
招待された客たちのリアルな会話に視聴者は笑い、涙を流す。
同時に視聴者は、こうしたお年寄りたちの姿を通し、
アルツハイマーとは何か、家族とは何かについて考えさせられているのだ。
まさに、日本でも話題なったイベント「注文をまちがえる料理店」の
バラエティー版とも言えるこの番組。
この「忘れられないレストラン」を通して多くの中国人は
アルツハイマーについて正しく理解し、
多くのお年寄りたちもいくつになってもできる限り社会生活に参加する勇気をもらい、
多くの人たちに忘れられない印象を残しているようだ。
「注文をまちがえる料理店」
が、ヒントのなったのかどうかはわかりませんが、
ドキュメンタリーの番組となり、話題となり、
結果、認知症の理解や啓蒙活動といったことに
一役買う事になっているようです。
日本でもそれぞれの地域で広がりがありますが、
認知症になってもできる事をしながら、
人と社会の中で生きる姿から勇気や元気をもらえています。
もっともっと、どんどん
広がっていきますように☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
秋突入
10月に入り、残暑の峠も越えつつある名古屋です。
気温的、体感的にはまだまだ蒸し暑い日々ですが、
本日、秋の便りが届きました☆
利用者さんの関係の方が、本人さんにと、
大量の栗を持ってこられました。
それはもう、大量大量。
独り暮らしのMさんでは食べきれる訳もなく、
施設の皆さんでと差し入れとして頂きました。
さぁて、このおいしそうな栗をどうしよう??
早速利用者のみんなで作戦会議。
結果、定番の栗ご飯にしようとなり、
明日の昼食に向け、下準備に入りました。
皆で 切る・むく を繰り返し、
栗ご飯の下準備が進みます。
口に入るまでのこの工程が楽しいですよね。
皆で寄り合い、わいわいと、目的に向かい
もくもくと繰り返す有意義な時間・風景。
好きだなぁ♪
次の秋は何がくるか楽しみです☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治