可能性は無限
昨日買い物に行って、施設に戻った時の事です。
3階の小規模に戻るためにエレベーターを使用しようとしたところ・・
施設内は、車椅子を使用したり、歩行介助にて移動しているMさん。
バランス、筋力、間接、意識的に一人で歩く事は難しい状態です。
エレベーターが点検中ということは・・
・その場か1階のグループホームで終わるまで待つ
・階段で2階まで上がり、休憩する
・階段を3階まで上がる
という選択肢があります。
Mさんの現状の歩行能力からすると、「階段を上がる」という選択肢は、最近イメージできていなかった自分に反省です。
必然的に「階段を上がる」という事にしました。
そして介助しながら階段を上がり始めました。
上がり始めは、足がひっかかりぎみだったのですが、途中から・・
少しは自分の力で上がる事もできていました。
能力の取り戻し・・というよりかは、能力を発揮する機会を、暮らしの中でもっと作っていかなくてはですね。
認知症という状態になろうが、要介護状態になろうが、可能性は無限大です。
まだまだここから。
生活支援を追求していきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
その日の夕方、Mさんのご家族からたまたまメールが来ました。
その中の一部に「まだ階段登れていますか?」との質問が。笑
ご家族と本人さんと僕等は、繋がっているのですよね。
なんてこった
我が家ごとですが。。。
我が家では、いまだにVHSのビデオテープを良く使っています。
子供が好きな番組が入っています。
ところが、昨日帰ってみると、写真の有様・・・
テープが引っ張り出され、使用不可能となっていました。
「なんでこんな事したんだ~!!!」と、すかさず怒ってしまいました。
実際は、怒った所でテープが直る訳ではありません。
という事で、「なんでこんな事」の「なんで」を考えてみる事に。
本人の立場、視点に立って考えてみる事が大切です。 介護的には(笑)
「う~~ん。分からん・・」
写真のビデオの状態からは想像できません。
破壊分解行為、愉快犯としか思えません。
最終、本人に聞いてみると、「なるほど!」という回答が・・
その答えは最後にどうぞ(笑)
天気はいいと思っていた成人の日の名古屋。
ところが午後、怪しい雲が・・
すると、1階でご近所の方が「雨降ってきたよ~」と職員に声をかけてくれていました。
いや~ ご近所力大事ですね!
地域の皆さま、今年もよろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
さて、無残なビデオテープですが、その目的とは・・
「ハンドバックにしたの」
!!!
「なるほど!」と納得している場合ではありませんが、理由が分かり、少しは納得です(笑)
いや~脳が発達していないと、なんでも起こりますね。
脳の状態によっては、なんでも起こるのは介護も一緒。
「あ~もう!」「えっ!なんでそんな事に!」なぁんて事は、介護の世界ではよく起こりますが、
ご本人の脳からアウトプットされたとんちんかんな出来事は、やはりご本人に聞くか、想像しみる事が大切ですね☆
職場方針、そして風土
写真は昼ごはんの作り始めのものです。
「有する能力」がある利用者を、ほとんど巻き込んでいるのは、パートさんです。
うちのパートさん達は、ほとんどの方が未経験、無資格です。
偏見や区別差別なく、皆と関わり、皆の能力を引き出していきます。
いつも「すごいなぁ」と感心させられてばかりです。
(写真に写っているのはそのパートさんの一人です。他の方も同じように仕事をしています)
始めて飛び込んだ介護の世界。
施設の方針や「人として生きる姿」はどんな事なのか理解すると、そのように染まっていくのですね☆
未経験、無資格、年齢問わず。
そんな方でも、ちゃんと成長していく姿を見ているのはとても嬉しいものです。
もちろん常勤も頑張っています。
それに加え、頼れるパートさんにも支えられている、今日この頃の滝子です☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
人として生きる
本日、利用者さんの病院受診の付き添いをしました。
担当ドクターから質問がありました。
「今日は何年何月?」
「誕生日は?」
「この人は誰?」
「これは何?」
残念ながら答えられず。
正解はありません。
でも・・
でも大丈夫。
覚える
とどめる
引っ張り出す
そんな記憶の力が弱くなっても、
話ができるし、体も覚えている事だらけ。
「どこかわからん」
と言われながら、毎日的確に下駄箱の中の自分のスリッパに替え。
調理や掃除や洗い物もなんでもこなしてしまう。
気分の波があるので、いつもという訳ではありませんが。笑
記憶の障害を抱え、ストレスと混乱を抱えながらも、
しっかり「人」として生きていらっしゃります。
しっかりとクラブの利用者の一員です。
これからも、決していい時間ではないかもしれませんが、
「人」として生きるを応援させて下さいね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
正月~☆
天気も良く、穏やかな正月だった名古屋です。
皆さま、正月3ケ日いかがお過ごしでしたでしょうか?
年末年始終わりますね~
小規模多機能の方は3ケ日で、登録者の半分は初詣に行きました。
残りの方で希望者は明日以降で行きたいですね。
グループホームは少し前に報告した通り、終息気味なのですが、ノロの後始末で外出どころではありませんので(汗)
そんな正月の滝子の様子をちょこっとだけ紹介させて頂きます~☆
色々な人や、色々な事と交われる正月は貴重ですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
謹賀新年☆
滝子からの見える「ご来光」☆
(クラブ滝子で夜勤をしたの和田健二が撮影してくれたものです。
自分も撮る予定でしたが、撮れませんでした。そのワケは最後に・・)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
いや~ 明けてしまいましたね~
24時間365日稼働タイプで働く介護施設職員は、実感が持ちにくいのが実態です。
利用者さん・入居者さん達も、正月だからといって特にお変わりなく、いつもの姿で過ごしてみえます。
クラブ滝子の通いの方は、到着後すぐに食器拭きをされていました。
グループホーム1階の朝食です。
(お雑煮の中は餅ではありません)
グループホーム2階は、いつも通りの朝食後の片づけの様子です。
午後からは、一部の方ですが、初詣に行きました。
元旦ですので、行列に並んでのお参りです。
今年もよろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
正月に変化があったのは自分でした・・
朝目が覚めると、6時57分。
「ん? んん?? んんん!!??」
7時には現場にいるはずの自分が、布団の中にいる・・
そうです。
やってしまいました!!
元旦早々寝坊で遅刻です(汗)
施設に電話して、慌てて準備して、飛び出したら、自宅でご来光が拝めてしまいました。
利用者さんと、一緒にご来光を拝む予定が・・
すみません~(泣)
「今日」を 「今」を
ノロが来襲した時と同じ頃、入院中の入居者が亡くなりました。
開設からいらっしゃる方で、95歳でした。
退院の話が出ていたので、油断していました・・
急変され、連絡が来た時には、息を引き取るくらいの時だったので、最後の場面にお会いできませんでした。
そして、葬儀屋でのご対面となりました。。。
入院前はぼちぼち元気だったし、会話も普通にしていました。
ちょっと入院して、年内には退院する予定だったのですが・・
分かれは突然訪れます。
「次」は無い・・かも
「明日」はない・・かも
僕等の仕事はそのくらいの感覚で、その日その時を過ごす事が大切ですね。
だからこそ、自分自身も「今日」を「今」を一生懸命生きたいし、
利用者さんとの関わりも「今」を大切にしたいものです。
今年最後のブログになります。
1年間お付き合い頂き、誠にありがとうございます☆
多くの方々にチェックして頂き感謝致します。
来年も共に駆け抜けていきましょう!
よろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今年最後の昨日の休みは、墓参りに行きました。
気持ちがシャキッとしますね。
夕日も穏やかでしたし、いい休日でした。
今年も終わっていきますね~
穏やかに暮れ行く・・と、しみじみした感じの中、なんかモヤモヤ感が・・
「年賀状が残っていました!!!」
今晩は何時になることやら。笑
次は元旦のブログになります。
よろしくお願い致します☆
ノロ来襲~☆
10年ぶりに猛威をふるい、全国で警報レベルになっている「ノロウィルス」
今週ついに滝子にもやってきました。汗
3つのフロアの内、1つのフロアに同時多発的に嘔吐、下痢症状のある方が複数人発生しました。
ちゃんと「ノロウィルス」なのかどうか検査している訳ではありませんが、状況的にその可能性が高いと思われます。
生活支援型の介護施設では、日常的に買い出しに外に出ますし、買ってきたもので自炊を行うので、この手の感染症を拾いやすく、広がりやすい要素はあります。
幸いな事に、発生後に職員が奮闘して介護と衛生面をしっかりやった事や、基礎体力のある利用者さん達のおかげで、既に収束に向かっているようです。
正直、「えっ、もう終わったのか?」というくらい、バタバタ始まってから短時間で収束に向かっています。
しかし、便の中に菌が排出されるのは1,2週間続くらい続くらしいですし(最大1ケ月程)、安心はできません。
今日も1日に何回も全体の消毒清掃や換気を徹底的に行いました。
あとは、他の階に広がらないようにしないとですね。
下痢や嘔吐など、最初に事が起こった時の初動がとても重要なので、その時に有効なキットもホームセンターで購入してみました。
800円くらいでした。
それを別のフロアに持っていったら、あるもので対処できる自家製の処理セットを作っている所もありました。
「さすが~☆」
インフルエンザは誰も発症していませんので、予防をしっかりしないとですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
感染症蔓延に注意すべきはこのような活動型の方です。
色々な物を、右から左、左から右へ。
あちゃこちゃ動かしまくり、フロアの中を歩き続ける方の後を追い、対処したり消毒したり。
このいたちごっこは、結構楽しいものですよ☆
強み
小規模多機能の利用者宅の電灯が新しくなりました☆
自宅の電灯の電球が玉切れした場合、電球交換は介護保険上の「訪問介護」でもできます。
しかし、電灯の本体自体が壊れてしまった場合どうするのでしょうか?
公的制度上の「訪問介護」では中立・公平性を守ることが大切なので、原則「身体介護」と「生活援助」の範囲ではできる事・できない事の枠がしっかり決められています。
今回のように、電球自体が壊れてしまった場合、小規模ではこんな対応も可能です。
利用者と一緒に電気屋さんへ行き、どの電球がいいか決め、購入し、自宅へ持っていき、取り付ける。
一連の流れを一括して、全部まとめて支援、代行できちゃう所は、小規模多機能の訪問サービスならではないでしょうか?
病院受診だってついて行きますし、何だって自宅で暮らしていく上で必要な事はなんでもしてしまう。
(*もちろんできない事だってありますけど、限界点は高いと思います)
それが小規模多機能の「強み」の一つだと思います☆
あんな事やこんな事やってくれるなら、自宅でもう少し頑張れるのにな・・
その思いに可能な限り挑んでいきたい小規模多機能・クラブ滝子を今後ともよろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今日はSMAP×SMAPの最終回にて、適当なブログですみません~笑
TVみながら打ちましたので、誤字脱字ありましたらお許しを☆
今年も残すところあと5日。どう過ごしましょうね?
運営推進の仲間
先日、今年度5回目の運営推進会議を開催させて頂きました。
地域住民の方々、有識者の方、ご家族、利用者代表等(今回は行政関係者が急用で不参加でした)
の構成で2時間、グループホームと、小規模多機能からの報告や相談をし、評価を頂きました。
全体の話としては、
「だんだん厳しくなってきている人員配置により、運営を推進するばかりか、運営が後退してしまうくらいの危機に瀕しています」と報告、相談をさせて頂き、来年に向けてしっかりやらせて頂く旨を報告させて頂きました。
幸いな事に、地域住民の目線では、そんな厳しいようには見えないらしく、
「以前と変わらず明るく挨拶してくれる職員さんばかり」と応援メッセージを頂けました。
本当にありがたい事ですね☆
地域住民の方々のお気持ち・お言葉は、本当にありがたいですね。
期待に応えることができるよう、職員一同でしっかりやっていきたいと思います!
応援よろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
merryXmas☆
皆さんにも素敵な時が訪れますように♪
施設から見える、本日の夜明け前の空と月
そして本日の夕方の空 素敵な空の風景もプレゼントですね☆