有する能力
今日は公休にて、どうでもいい話を少しばかり・・
最近続けて公衆電話を使いました
何年も使ってなかったのですが。
携帯の時代ですね。
さて、使うに至った理由です。
買い物に出かける時に、ポケットに携帯が入っていると思い込んでいたのです。
ちなみに何も入ってないのに、入っていると思い込んでいるのではありません。
ポケットの中身は・・
エアコンのリモコン! 笑
そんな事が2回続きました。
そしてその出先で、別の階から買い出しの代行を頼まれ(雪の影響)
、預かったリストです。
このくらいにリストだったら、なんとなく頭に入るかと思いきや・・
何度も何度も確認しても、頭にはいらず。
といいますか、合っているか不安になります。
いつも利用者さんがやっているように、消込みしたいところですね。笑
50歳近くになり、体力、気力、能力が衰え始めているのが良く分かります。
それを、乗り切るために鍛えるのか、不安になったり失望するのか、そんなものだと受け入れるのか。
人それぞれだと思いますが、自分は受け入れタイプですね。
「ま なんとかなるか」
その方がストレスがかかりすぎず、認知症になりにくいのでは?と思っていたりします。
人生、自分の能力とのお付き合いですからね。
ぼちぼち、いきます~
井
雪~☆
昨日の夜の雪は、滝子の施設をアッという間に雪景色に変えていきました。
そして、今日も雪模様の名古屋です。
となると、恒例の施設近隣道路の「雪かき」
今回は病み上がりの永田さんと(笑)
広島県から応援にきてくれている仲奥さん
とで、雪かきをして頂きました。
さすがに今日は利用者との買い物はなしにして、ささっと職員で昼食材料の買い出しに行きました。
途中、事故している車を何台か見ました。
スーパーはがらがらにすいていました。
ま、たまには雪もいいですね☆
利用者さんも驚いていたり、楽しんでいましたよ♪
新規オープンのデイサービス「クラブ雁道」も少し雪景色です。
こちらは、利用者さん大募集中です!!
よろしくお願い致します☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ちなみに自宅は雪国になっていました~汗
明日も寒そう~
皆さまも気を付けてお過ごし下さいませ。
理数系
ある日の夕食。
焼きあがった魚 鯖4切れと鮭5切れがテーブルに並んでいます。
さあ、誰がどっちを?という段階で、一人の入居者さんがくじ引きを提案されました。
「希望は言っちゃダメ!」「鯖カードを引いたひとは鯖、鮭カードを引いた人は鮭!交換・譲り合い・分け合いは一切禁止。いいねっ!」
。。。
きっと「平等であること」を、この方なりに考えての提案だったと思うのです。
皆でくじを引く、ドキドキワクワク感を味わうもひとつかなあとも思いましたが、どうも他の入居者さんの顔色はワクワクというより、やや凍り気味。
そしてこの方法で決めるとなると・・・
- 全員が希望の魚に当たる確率 ?パーセント 計算はできないですが、なくはない。
- 全員が外れる確率 こちらも、なくはない
提案した本人ですら、希望を言わない覚悟を決めてのこと。
この案を崩すのはなかなか難しそうです(汗)ちなみにじゃんけんも「だめ!」ということでした。
くじ引きのスタイルだけはどうしても、提案者の頭から外せない模様!
そのスタイルを変えずに、食べたい魚にありつける確率を、最大限に上げる方法はないか?
ひとつだけ思いついたので・・・
職員「そうだ.ね。くじ引きだね。1番を引いた人から順に、欲しい魚をもらっていくで、言いっこなしね」
魚カードを数字カードに差し替える提案、これは一応OKがでました!
この場合
■ 全員が希望の魚を獲得できる確率 先ほどより上がるっぽい
■ 全員が外れる確率 0パーセント! 最低でも4人が当たる
食事が始まり空気が変われば、分け合う姿も自然と出てきたりもするので、その辺も期待しつつ・・・
そもそも買い物に出る前に、一人一人の希望 肉?魚?何の魚にする?って聞けばって話でもありますが、「今日は店に行って、目で見て、新鮮なものを選んでこよう!」という展開になることも多く、買い物チームの見立てと配慮でその日は2種類の魚になったわけです。
余談ですが「介護」というと、一般的には感覚的、情緒的なイメージが先行して、理数・物理系のイメージってほとんどない?ですかね~
私としては朝から晩まで、その生活支援の中で、けっこう計算づくめな感じがあります。
この日のくじ引きみたいに、ほんとの計算が必要になることもあれば、他にもいろいろ。
一人では絶対無理だけど、この人とこの人(のもっている能力)を足したら、手助けなしにおかずが一品できあがったり
人間関係においては、足し算引き算だけでなく、ベクトルみたいな作用までもが、関係しているようにも思えます!
起床の介助、朝食作りの段取り、代行部分の家事などを同時に一人の職員でこなす(職員にとっての)夜勤明けの作業などは、計算なしには、ほとんど成り立たないって感じます。
想定外のいろんな出来事も起こるので、途中で計算式も変えたりして、最終的に導き出せたものが、思い描いていた答えに近かったりしたときは、とてもとても嬉しいです!これはけっこうな、やりがいだと思っています。
気持ちを察することができる「想像する力」。
この想像をも、計算式に組み入れ・組み立てる「創造する力」も鍛えていきたいな~と思います。
滝子通一丁目福祉施設 職員
駒木根純子
可能性は無限
昨日買い物に行って、施設に戻った時の事です。
3階の小規模に戻るためにエレベーターを使用しようとしたところ・・
施設内は、車椅子を使用したり、歩行介助にて移動しているMさん。
バランス、筋力、間接、意識的に一人で歩く事は難しい状態です。
エレベーターが点検中ということは・・
・その場か1階のグループホームで終わるまで待つ
・階段で2階まで上がり、休憩する
・階段を3階まで上がる
という選択肢があります。
Mさんの現状の歩行能力からすると、「階段を上がる」という選択肢は、最近イメージできていなかった自分に反省です。
必然的に「階段を上がる」という事にしました。
そして介助しながら階段を上がり始めました。
上がり始めは、足がひっかかりぎみだったのですが、途中から・・
少しは自分の力で上がる事もできていました。
能力の取り戻し・・というよりかは、能力を発揮する機会を、暮らしの中でもっと作っていかなくてはですね。
認知症という状態になろうが、要介護状態になろうが、可能性は無限大です。
まだまだここから。
生活支援を追求していきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
その日の夕方、Mさんのご家族からたまたまメールが来ました。
その中の一部に「まだ階段登れていますか?」との質問が。笑
ご家族と本人さんと僕等は、繋がっているのですよね。
なんてこった
我が家ごとですが。。。
我が家では、いまだにVHSのビデオテープを良く使っています。
子供が好きな番組が入っています。
ところが、昨日帰ってみると、写真の有様・・・
テープが引っ張り出され、使用不可能となっていました。
「なんでこんな事したんだ~!!!」と、すかさず怒ってしまいました。
実際は、怒った所でテープが直る訳ではありません。
という事で、「なんでこんな事」の「なんで」を考えてみる事に。
本人の立場、視点に立って考えてみる事が大切です。 介護的には(笑)
「う~~ん。分からん・・」
写真のビデオの状態からは想像できません。
破壊分解行為、愉快犯としか思えません。
最終、本人に聞いてみると、「なるほど!」という回答が・・
その答えは最後にどうぞ(笑)
天気はいいと思っていた成人の日の名古屋。
ところが午後、怪しい雲が・・
すると、1階でご近所の方が「雨降ってきたよ~」と職員に声をかけてくれていました。
いや~ ご近所力大事ですね!
地域の皆さま、今年もよろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
さて、無残なビデオテープですが、その目的とは・・
「ハンドバックにしたの」
!!!
「なるほど!」と納得している場合ではありませんが、理由が分かり、少しは納得です(笑)
いや~脳が発達していないと、なんでも起こりますね。
脳の状態によっては、なんでも起こるのは介護も一緒。
「あ~もう!」「えっ!なんでそんな事に!」なぁんて事は、介護の世界ではよく起こりますが、
ご本人の脳からアウトプットされたとんちんかんな出来事は、やはりご本人に聞くか、想像しみる事が大切ですね☆
職場方針、そして風土
写真は昼ごはんの作り始めのものです。
「有する能力」がある利用者を、ほとんど巻き込んでいるのは、パートさんです。
うちのパートさん達は、ほとんどの方が未経験、無資格です。
偏見や区別差別なく、皆と関わり、皆の能力を引き出していきます。
いつも「すごいなぁ」と感心させられてばかりです。
(写真に写っているのはそのパートさんの一人です。他の方も同じように仕事をしています)
始めて飛び込んだ介護の世界。
施設の方針や「人として生きる姿」はどんな事なのか理解すると、そのように染まっていくのですね☆
未経験、無資格、年齢問わず。
そんな方でも、ちゃんと成長していく姿を見ているのはとても嬉しいものです。
もちろん常勤も頑張っています。
それに加え、頼れるパートさんにも支えられている、今日この頃の滝子です☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
人として生きる
本日、利用者さんの病院受診の付き添いをしました。
担当ドクターから質問がありました。
「今日は何年何月?」
「誕生日は?」
「この人は誰?」
「これは何?」
残念ながら答えられず。
正解はありません。
でも・・
でも大丈夫。
覚える
とどめる
引っ張り出す
そんな記憶の力が弱くなっても、
話ができるし、体も覚えている事だらけ。
「どこかわからん」
と言われながら、毎日的確に下駄箱の中の自分のスリッパに替え。
調理や掃除や洗い物もなんでもこなしてしまう。
気分の波があるので、いつもという訳ではありませんが。笑
記憶の障害を抱え、ストレスと混乱を抱えながらも、
しっかり「人」として生きていらっしゃります。
しっかりとクラブの利用者の一員です。
これからも、決していい時間ではないかもしれませんが、
「人」として生きるを応援させて下さいね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
正月~☆
天気も良く、穏やかな正月だった名古屋です。
皆さま、正月3ケ日いかがお過ごしでしたでしょうか?
年末年始終わりますね~
小規模多機能の方は3ケ日で、登録者の半分は初詣に行きました。
残りの方で希望者は明日以降で行きたいですね。
グループホームは少し前に報告した通り、終息気味なのですが、ノロの後始末で外出どころではありませんので(汗)
そんな正月の滝子の様子をちょこっとだけ紹介させて頂きます~☆
色々な人や、色々な事と交われる正月は貴重ですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
謹賀新年☆
滝子からの見える「ご来光」☆
(クラブ滝子で夜勤をしたの和田健二が撮影してくれたものです。
自分も撮る予定でしたが、撮れませんでした。そのワケは最後に・・)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
いや~ 明けてしまいましたね~
24時間365日稼働タイプで働く介護施設職員は、実感が持ちにくいのが実態です。
利用者さん・入居者さん達も、正月だからといって特にお変わりなく、いつもの姿で過ごしてみえます。
クラブ滝子の通いの方は、到着後すぐに食器拭きをされていました。
グループホーム1階の朝食です。
(お雑煮の中は餅ではありません)
グループホーム2階は、いつも通りの朝食後の片づけの様子です。
午後からは、一部の方ですが、初詣に行きました。
元旦ですので、行列に並んでのお参りです。
今年もよろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
正月に変化があったのは自分でした・・
朝目が覚めると、6時57分。
「ん? んん?? んんん!!??」
7時には現場にいるはずの自分が、布団の中にいる・・
そうです。
やってしまいました!!
元旦早々寝坊で遅刻です(汗)
施設に電話して、慌てて準備して、飛び出したら、自宅でご来光が拝めてしまいました。
利用者さんと、一緒にご来光を拝む予定が・・
すみません~(泣)
「今日」を 「今」を
ノロが来襲した時と同じ頃、入院中の入居者が亡くなりました。
開設からいらっしゃる方で、95歳でした。
退院の話が出ていたので、油断していました・・
急変され、連絡が来た時には、息を引き取るくらいの時だったので、最後の場面にお会いできませんでした。
そして、葬儀屋でのご対面となりました。。。
入院前はぼちぼち元気だったし、会話も普通にしていました。
ちょっと入院して、年内には退院する予定だったのですが・・
分かれは突然訪れます。
「次」は無い・・かも
「明日」はない・・かも
僕等の仕事はそのくらいの感覚で、その日その時を過ごす事が大切ですね。
だからこそ、自分自身も「今日」を「今」を一生懸命生きたいし、
利用者さんとの関わりも「今」を大切にしたいものです。
今年最後のブログになります。
1年間お付き合い頂き、誠にありがとうございます☆
多くの方々にチェックして頂き感謝致します。
来年も共に駆け抜けていきましょう!
よろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今年最後の昨日の休みは、墓参りに行きました。
気持ちがシャキッとしますね。
夕日も穏やかでしたし、いい休日でした。
今年も終わっていきますね~
穏やかに暮れ行く・・と、しみじみした感じの中、なんかモヤモヤ感が・・
「年賀状が残っていました!!!」
今晩は何時になることやら。笑
次は元旦のブログになります。
よろしくお願い致します☆