介護にもエンタメを

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平井 堅のニューシングル「僕の心をつくってよ」(3月1日リリース)のミュージックビデオが公開されました。

皆さんもう見ました?

 

この曲の後で流れる動画に出ている「黒髪の介護士」と「紫の髪のガングロギャル」が同一人物であるというギャップが話題となっています。

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福岡で介護士をしながら、“はるちゅら”さんとして活動するの日常に迫ったドキュメンタリー動画でもあります。


介護士として障害者と接する姿、ガングロギャルとして仲間と盛り上がる姿、そのどちらも、大切な人と心を通わせる様子が描かれています。

恋人・家族・友人という自分と向き合ってくれるかけがえのない人と、お互いに心を育ませることを歌った新曲

「僕の心をつくってよ」

の歌詞の世界観とリンクする映像に仕上がっています。

何か生きづらい人、現代の中で強者ではない人が、それでも懸命に生きる姿を、嘘ではなく実際にドキュメントで撮りたいということで、このようなミュージックビデオが出来たとの事。

「登場している人の見た目とは関係なく、魅力や優しさやいつくしみが、すごく嘘偽りなく出ているので、すごく良い作品になったと自負しております」と平井賢のコメント。

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みなさんも機会があればご覧になってみて下さい。

 

なかなか厳しい環境にある介護業界。

私はずっと、この業界の大切さ、尊さ、素敵さを社会に広げたいと思っています。

この認知症関連番組に出演していたり、本を出版している和田行男もそうですが、

もっと多くの方に

もっと遠くの方に

もっと先の方に

もっともっと色々な形で広がっていってほしいと思います。

 

今回の平井賢さんには大拍手です。

今後もこのような「介護現場」「介護職」の様子、姿を発信してほしいですね☆

 

介護職って素敵!

介護職ってかっこいい!

介護は大変な事以上に大切なものがあります。

 

そんな介護にも「エンタメ」を!

と、イメチェンを目論んでいきたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

2017年02月27日 Category:スタッフ日誌

プロフェッショナル

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波の女にはサポーターが何人かいます。

その1人は、歯科博士、言語聴覚士、日本心理学会認定心理士である牧野日和さんです。

先日滝子の利用者さんや入居者さんの、食形態や介助等のレクチャーをしに来て頂けました。

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牧野さんはこの分野の第一人者の1人で、素晴らしいスキルを持ったプロフェッショナルです。

全国を股にかけ、活動されています。

 

職員にその時の感想を聞いてみました。

 

「わずかな情報のもと、わずかな時間本人を見ただけで多くの事がわかり、すごいと思いました。

豊かな知識と経験のなせる業だと思います。(クラブ滝子和田)

 

「咀嚼や嚥下については、食べている本人の状態だけを見て判断するのではなく、

他の身体機能、心理、今までかかった病気等も大きく関わっていることを改めて教えて頂けました(GH 後藤)」

 

「入居者一人ひとりのバックグランド(既往歴、現病歴)から、障害形態別に、どのような病気を持っており、

その病気から読み取れる本人の状態を把握し、身体の状況、体重や身長からBMIや、歩行や筋力の状態を把握し、

大まかな評価の見方を読み取られていた。

嚥下に対して私達は口の中や喉の状況しか見ない傾向があるが、口腔内だけではなく、

全身の状況や病状などから、水分にトロミが本当に必要であるかどうかも瞬時に評価され、

食事の形態アップが出来るかどうかもその時点で把握されていた。

私達、介護職は、本人の状態や状況を探ることや、生活の動きなど支援をする事はできるが、

障がいや病気などから、どんな事がおこるかということを読み取る力が足りません。

支援を行う上で、やはり私達介護職も苦手な障害形態別に把握できるようにして行かなければならないと思いました。(GH岡田)

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さすが、プロフェッショナル

さすが、専門職

 

「人」を支える、暮らしを豊かにするという事は、様々な専門職ともつながっていく事が大切ですよね。

牧野さん、ありがとうございました☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2017年02月25日 Category:スタッフ日誌

状況判断能力

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一時的に宿泊サービスを利用されると、自宅とは環境が異なるので、トイレに行った後など部屋に戻れなくなる事があります。

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一番手前の部屋なのですが、記憶障害があるのでトイレに行ってる間にどこか分からなくなります。

1回目2回目は、その都度自室の場所を案内させて頂きました。

 

3回目にトイレに行かれた際、そっと部屋の扉を開け、電気を付けておくと・・

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自分で部屋に戻り、電気を消して横になられました。

 

毎回対応するのも仕事の内ですが、自分の力で行動を成し遂げられるように工夫するのも仕事です。

工夫する事により、「記憶力」は衰えていても「状況判断能力」の活用ができたのだと思います。

 

工夫したり努力した先に、うまくいく事があると、この仕事は楽しくなりますね☆

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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いつもそうですが、施設から見る日の出前の風景は感動~です♪

2017年02月23日 Category:スタッフ日誌

役割

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厚生労働省は、地住民と社会資源がつながりをもつ「地域共生社会」の実現に向けた5年間の工程表を発表したとのこと。

住民や専門職を有効活用することが狙いだとか。

 

地域共生・・

そんなに簡単にはいかないのでしょうが、アクションを起こすのは大切な事。

まず、やってみる先で見えてくる事はあるでしょう。

 

本日、バスで自宅地域にあるデパートの中にある児童館へ子供を連れて行ったのですが、そこで目にする光景は・・

あたりまえですが子供だらけ。

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そしてその親と専門職。

 

児童館は4階にあるのですが、1階に下りると・・

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皆70歳前後でしょうか。

右をみても左をみても高齢者だらけ。

視界に入る殆どの人が高齢者だらけというのはなんか変な感じ。

平日の昼間のこのデパートの高齢化率は多分60%くらいあるのではないでしょうか・・・

中はあたたかいし、お金もかからないし、友人とおしゃべりをするにはいい場所ですよね。

家の中で閉じこもっているよりかはよっぽどいいです☆

 

でもなんかもったいないですよね。

上には子供だらけ。

下には高齢者だらけ。

そんな現状があるので「地域共生社会」を目指すのであれば、

このもったいない構図を変えていく方法を考えねばと思いました。

 

このような公共の場ですと、この高齢者の方々につく専門職は当然いないのですが、

そもそも高齢者の方々は「生活の専門職」であられるので、

子供や親にそのノウハウを伝えていったり、その人間性を活用する事をご本人達も社会も意識していく事が大切だと思うのですが。

 

時々、地域の雰囲気を感じたくて、地域のバスや資源を活用するのですが、

「地域共生社会」の発表と同時に

「地域縦割り社会」の現状を感じたので、

なんとかしたいものだと感じました。

 

きっと全国にはうまくやっているところもたくさんあると思いますので、

その成功体験の有意義な情報をもっと社会で共有できるといいですね。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

ちなみに行き帰りのバスの中も・・

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高齢者率は80%超え。

70歳の方が15人いらっしゃるだけで、

のべ1000年超えの時間というか、人生の経験値がその空間にあるのですよね。

ほんとにすごい方々ですので、どうか今一度社会に、日本の将来にその存在価値を示して頂きたいものです。

2017年02月21日 Category:スタッフ日誌

「祝」

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今月、職員同士で入籍がありました。

めでたいことです☆

 

以前にも同様の状況で行いましたが、本人たちへのお祝いの気持ちプラス、

「この機会を入居者、利用者のイベント(非日常)にしちゃえ」

という事で、施設近所の休日の喫茶店を開けて頂き、貸切にして「お披露目会」を行いました。

 

全入居者、利用者、利用者家族、地域住民、職員、休日の職員が参加しました。

大阪から入社希望の方も面接のついでに参加して頂いて、波の女を少し知って頂く機会にしました。

以前、お披露目会をやった二人も登場と、なんでもありのお披露目会☆

喫茶店内部は座るところも足りなくなり、満員超えの立ち見状態。

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手作り感満載の会でしたが、新郎新婦の姿に、笑顔、涙ありのステキ★な時間だったと思います。

写真にて、会の様子をご覧下さい。

 

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入場~♪

 

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二人の一口づつって、どんなおっきさ・・

 

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ううう・・

 

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利用者さんからの、乾杯の音頭☆

 

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花嫁はいいですね~☆

 

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退場~ 涙涙の利用者さんも・・

 

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お幸せに~ &  仕事頑張って~ ♪

 

 

 

 

 

 

 

2017年02月19日 Category:スタッフ日誌

信頼して託す

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認知症という状態になり、記憶や判断力が低下して困る事の一つが

「資産」「財産」の管理方法。

気が付いたら、判断能力が衰え、要介護状態になり、「どうしよう・・」

と困っている方が大勢みえます。

 

従来の後見制度も善し悪しありますが、一定の役割を果たしていますが、

最近では判断能力があるうちに先の事を考え手を打つ

「家族信託」という方法があるそうです。

 

以下、家族信託普及協会の資料です。

ここ以外にもたくさん情報は出回っています。

勧めている訳ではなく、こんな方法もあるんだなぁ~

という情報の一つですので、興味ある方は各自お調べになったり、問い合わせてみて下さいね。

 

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引き継げない、処分できない、トラブルになる!

お金や資産が絡むと、時に人間関係や手続きが難しくなりますが、

先の先を考え、他の情報に加え、このような情報にもアンテナを張っておきたいものですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

10日のブログの件もありますし、判断力の低下に備え、しっかり勉強しておこうかな。。。

おっと! 資産、財産ないから自分には必要ないか・・汗

2017年02月14日 Category:スタッフ日誌

独り言

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本日はブログ更新の日ですので、入力しようとしたところ・・

前回(10日)のブログがない??

あれ??

何か打ち込んだと思ったのだけど・・

???

 

記憶を遡るも、「どんな内容」を入力したのなかなか思い出せません。

でも「入力した」という感覚はしっかり残っています。

なんだか認知症の記憶障害の体験をしている感じですね。笑

「何を食べたか思い出せないけど、何かを食べた感覚はある」みたいな・・

 

アップされていない理由を探る事にしました。

故意かミスかは分かりませんが、

「誰かがなんらかの理由で削除した!?」

「システムのエラー?」

と思考は駆け巡ります。

 

まずは、「アップするのがマズイ内容だったか?・・」

と思い返してみるも、内容が思い出せないだけに、

感覚的に「特に問題ないはずだけど・・」となりました。

あくまでも主観ですので、少し不安になりましたが・・汗

 

次に、削除するにはログインの必要性があるので、その立場にある方々を想像してみるも・・

「そんな事する人おらんなぁ・・」となり、

「自分がアップするための作業手順か何かを間違えたのだろう・・」

という事にいきつき、最終的には更新が1回とんだけど、

「まいっか!」と開き直りました。

 

自分の思考順番はそんな感じです。

この件で、ストレスがかかるのではなく、「まいっか!」

と受け入れ?受け流し?ができていて良かったと勝手に思っています。

 

この思考回路は、ストレスマネジメントの視点でいけばいい循環ではないかと思ったりしています。

(自分は良くても、周りの方にとっては迷惑な事もあると思いますが)

 

歳を重ね、自分の脳や身体の能力が落ちたり、社会の中や他人との関係に下降の変化が訪れ、

その「落ちていく自分」にストレスや不安を抱え過ぎると、

それも認知症発症のスイッチとなるのではないかと想像しています(あくまでも主観です)

 

この思考回路で生き続けて、認知症の予防をしていけたらと思う自分でした。

どうでもいい独り言ですね。

あしからず。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

ちなみに、後で10日にアップできていなかった理由は後で分かりました。

「ブログ」ではなく「お知らせ」の方に間違えてUPしていました!笑

やはり原因は「自分」

お騒がせしました(笑)

とう事で本来のブログの時系列に戻しておきました。

今後ともよろしくお願い致します~

 

 

 

 

2017年02月12日 Category:スタッフ日誌

取戻し

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以前はしょっちゅう喫茶店でモーニングをされていたBさん。

現在も小規模多機能・クラブ滝子において、自宅での暮らしを応援させて頂いています。

 

しかし最近は、排尿のトラブル(失禁、尿臭等)が続き、着換えや入浴の必要性からクラブ滝子へ通う頻度が上がってきています。

そうなると、当然いきつけの喫茶店通いの頻度は減っています。

 

「このままではまずい!」

 

という事で、失禁に対応しながらも、地域社会生活の取戻しを目指す事がクラブ滝子の使命ですので、皆で知恵と予測力と実行力をもって取戻し作戦を実施中です☆

 

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今日は訪問サービス実施後に、喫茶店へ行って頂きました。

 

喫茶のママに

「今までズボンの濡れや臭いが気になっていたかと思うけど、これからはしっかり仕事しますね」

と伝えると、

「いえいえ、うちのイスは簡単に拭けるから大丈夫よ(笑)」と。

 

なんという寛大なお言葉。

 

地域資源の理解・協力は、認知症という状態にある方にとっての生命線ですね。

ありがたやありがたや。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2017年02月10日 Category:スタッフ日誌

変換

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深夜トイレに起きたAさん。

近くに待機させてある車イスを取りに行く間もなく、
歩き始めるAさんの足どりは、ふらっふら。

どちらに傾いてもいいように。又、歩を進めやすいよう腕と腰にそっと手を添え歩行介助をさせて頂く。

それでもやはり、ふらついて、なかなか前に進むことができません。そして

思うように前進できないのは「こいつのせいだ!!」
と思ったのか、イライラしたAさんは私に

「どけー」
「身体に触るな。あっちに行けー!」
と大声で怒鳴り、支えの手を振り払おうとします。

このまま手を離せば
たぶん倒れる。

手を離さなければ、格闘の末、共倒れも・・(汗)



アタマを巡らし考えついたことをダメ元で言ってみました。

ごめん。私、足が痛くて。

「つかまらせてーーー!」



一瞬止まって私を見るAさんから反ってきた言葉は

「な~んだ。始めからそう言やぁいいのに」

 

呆れてはいるものの、無事につかまらせて頂き、トイレに行き戻ることができました。

本人が納得できるツボを探すこととか、困っている人を、気にかけてあげられる
そんなところに働きかけることとか、色々考えながらも
これだけは外せないと思ったポイントがひとつだけありました。

あの時のAさんとしては
「トイレに行くのに何で他人がついてくるの?」

自分のことは自分でする。できる。できている。
手助けなんかなくとも。

だったと思うのです。

せめて
実感としてだけでも
そのことを抑制しないように、という思いがありました。

「あなたの介助をさせて」

から

「私の介助をしてほしい」

に変換させた言葉によって、そのことが護られたのであれば、うれしいです。

 

グループホーム滝子通り一丁目福祉施設
駒木根純子




2017年02月08日 Category:スタッフ日誌

好循環

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認知症が進行すると、意思疎通が難しくなる事があります。

 

しかしそこで諦めず、タイミングや声かけ、アプローチ等を工夫すると、

10回に1回・・

いや30回に1回かもですが・・

 

「うまくいく事」があります。

 

普段はうまくいかない、

うがい後の吐き出し・・

朝食後のトイレでの排便・・

声かけに対する適切な反応や言葉・・

その他のあれこれ・・

 

専門職として工夫や努力をしている成果・・

というより、ご本人の能力、心の動きがあっての事ですが、

「相手と自分の気持ちが通じる瞬間」という貴重な場面を体験・体感できる事が時々あります。

 

「あ! 届いた」

「心は生きているんだ」

「能力が発揮できた」

「まだまだいける★」

 

この瞬間瞬間の引き出しを粘り強く続けるのが、僕等の仕事ですし、

この瞬間瞬間の「やった!」を自分の中のエネルギーや、成功体験、モチベーションに繋げ、

本人に還す事がとても大切だったりします。

 

自分にとっても、相手にとっても、

互いに「うまくいった」という場面を目指して、試行錯誤し続けていきたいものです。

それが、僕等の仕事の醍醐味の一つだと思うのです。

僕等は「もうだめだな・・」と、他人の人生を諦めない・諦めさせない事に意義がある仕事です。

 

そのための「好循環の機会」を自分自身で見つけていく事を大切にしていきたいですね☆

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2017年02月06日 Category:スタッフ日誌